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■今日も仏教の聖地めぐり
今日も寒いです。インドはゴラクプルGorakhpurに来ています。ゴラクプル自体には見所がないけれども、旅行者がちらほらと訪れるのは、ネパールとインドの交通中継点であることと、「クシナガルKushinagar」という仏陀入滅の地が最寄りにあるためでしょう。
ゴータマシッダールタについては一昨日のルンビニLumbini(ネパール)の旅日記で書きました。悟りを開き、人は仏になるという教えを説き、自ら生きている間に仏(仏陀)となり、人々の信仰を集めて、仏教の布教(説法)を行った人。お釈迦様。
クシナガルは、その偉大な人が息を引き取った、いわゆる入滅の地なのです。享年80歳とは、紀元前の世からしたら脅威の長寿ではないでしょうか。
ゴラクプルからはローカルバスで行けば安くて良いですね。地元インド人も、周辺仏教国からの巡礼者も含め、多くの人が来ています。黄金の仏陀像は横たわり、毛布がかけられていて、そこに深々と頭を下げて悲しみに嘆く人々の姿が耐えません。
よく見ると、横たわる仏陀の顔には、微笑みがありました。
また、少し離れたところにある、荼毘に付された(死体が焼かれた)地点とされる場所には、今は、丘のようなストゥーパが建てられていました。
ルンビニと、クシナガル。
生誕の地と、入滅の地。
国はネパールとインドにまたがっているけれど、それらはどちらも国境から近い場所にあるんです。静かな心持ちで、その2つをゆっくりと観光することができたのは、有意義だったのではないかと思っています。折角これだけの良い観光ができたのだから、そこで感じた仏陀の教えを活かし、これからの人生、多くの善行を積んでいきたいなと思いました。
本日の旅
行動 :クシナガル日帰り観光
朝食 :チャワルアンダー(ごはんにゆで卵まるごとカレー)、ムリ(生大根)、アチャール(果物の唐辛子漬け)/ゴラクプルの路上ごはん屋
昼食 :パニプリ(小麦粉皮風船揚げに豆シチューを入れて酢唐辛子水かけたもの)、チャール(豆とトマトを炒めてカレーかけて炒める)、パコラ(玉ねぎの豆粉から揚げ)、サモサ(じゃがいもカレーを小麦粉の皮で包んで揚げる)/クシナガルの路上ごはん屋
夕食 :Veg Thali(ベズターリ、チャワル(ごはん)チャパティー(薄パン)ムリ、ダール(豆ポタージュ)サブジ(じゃがいもと乾燥豆腐カリフラワーカレー)サブジ(じゃがいも乾燥豆腐カレー)のおかわり自由プレート)/ゴラクプルの食堂
宿泊 :ホテルラジャHotel Raj
旅情報
1ルピー=2円
*ゴラクプルからクシナガル日帰り観光
バスターミナル(駅から出て直進300m左手)からローカルバスが出ている。所要1時間半、37ルピー。