2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
 旅して » 2人の世界旅 »旅日記 » インド »
 旅して » 旅紀行 »旅日記 » 世界旅» インド »
インド>2011年01月20日(Thu)
チェンナイ行き夜行列車→チェンナイ
:: 旅1351日め : 世界旅215ヶ国め : 和人245ヶ国め : あづさ222ヶ国め ::

■南インドに入りました
今日は1日列車に乗っていました。昨日夜10時ごろプリーPuriを出た列車は、午後5時すぎにチェンナイChennnaiに到着。チェンナイとは新しい名称で、旧名称のマドラスMadrasも未だ強く根付いているようですね。

赤い建物がきれいです。これがチェンナイ駅。

インド

さて先日の日記のも書きましたが、インドでは早め早めに列車の切符を買わないと席がなくなってしまうので、チェンナイ駅に到着したら真っ先にチケットオフィスに行きました。そして希望通り明日の夜行発のチケットが買えました!・・・これがもし取れていなかったら、次の列車、次の次の列車を待たなければならない。本当、インドの旅は「思うようにいかない」ものです。人口10億人以上いる国なので、列車が多くてもそれ以上に人が多すぎるから、慢性的にチケット売り切れになりやすいのだと思うのですが、もう少し何とかならないと、「短期間でインドをまわりたい」という時間のない旅行者には、効率よい旅が難しい。この点は将来の改善を希望するところです。

チェンナイの宿は、チェンナイ駅の周辺ではなく、駅を出て数分歩いたところにある駅から更に列車で1駅隣の、エグモレEgmore駅の周辺にあります。移動して、宿探しをしたらすっかり暗くなってしまいました。

「南インド」。
南インドとは「ドラビダ」文化圏を指す言葉、というように認識しています。およそインド南部3州あたり(カルナータカ州、ケララ州、タミルナードゥ州)に分布しています。ちなみに北インドは「アーリア」文化圏。アーリア人はヨーロピアン系のコーカソイドですが、ドラビダ人は肌が黒い人々。

今日このチェンナイから、いわゆる「南インド」の旅が始まります。今までいた北部インドとは民族も言葉も違います。今までヒンディー語を頑張ってきたのに、その北方言語ももうここでは使われない。看板の文字は丸っこいものばかり、「タミル語圏」に突入したのです。でもね、インドを旅するにあたり、絶対に外せなかったあづさの希望が「北インドと南インドを両方見る」ことだったので、目的達成の場所へ足を踏み込めたことが嬉しいです。

インド出国は2月1日と決まっていますので、およそ2週間弱の南インドの旅。明日から頑張りまーす!
本日の旅
行動 :チェンナイ行き夜行列車下車
朝食 :カフィ(インスタントコーヒーを砂糖ミルク水に溶かしたもの)/列車内
昼食 :ターリ(チャワル(ごはん)、サブジ(野菜カレー)2種、ダヒ(ヨーグルト)、アチャール(マンゴー唐辛子漬け)のセット)、チキンカリー(鶏肉さらさらカレー)/列車内
夕食 :Parotta(パロタ、層状パン)、Dosai(ドサ、豆米粉クレープ)、チャツニー(マイルドトマトソース)、チキンコルマ(鶏の具なしカレー)、ミンゴルマ(魚の具なしカレー)/チェンナイの食堂
宿泊 :アビラミホテルズボーディングアンドロッジングAbbirami Hotels Boarding & Lodging
関連ページ
行程 行程  お金 お金  写真 写真  お宿 お宿  ご飯 ご飯  ≫2人の世界旅トップ
旅情報
1ルピー=2円

*南インドの宿の「24時間制」
南インドの宿は、チェックアウト時刻をチェックイン時刻の24時間後と設定している宿が多い。ということで、
1)ゆっくりチェックアウトしたければどこかで時間を潰してでもゆっくりチェックインする
2)10時15分にチェックインしたとき、受付の人が帳簿に「10時入室」とサバ読んで書きそうなところを「10時半にしてお願い♪」と先手打つ。
3)中には10時チェックアウト、12時チェックアウトなど、チェックアウト時刻を設定しているところもあるので、最初にそれを確認する。
などのコツを是非どうぞ。