2人の世界旅 日々の記録

■コーチンで歴史散策
夜は痒くて眠れなくても、朝になると吸血虫ども（ダニや南京虫）はひっこんで活動停止。夜が明けてからやっと眠れました。

昼間から、外出しました。
コーチンCochinは南インドの西海岸にある町。アラビア海に面しています。単純直線の海岸線ではなく、海岸線は入り組み幾つもの島が形成されています。かつて、そして今も貿易港として栄える「海の町」には歴史があり、歴史地区の散策がコーチン観光の魅力の１つです。

コーチンのメインジェッティーからフェリーに乗って、島側のマッタンチェリーMattancherryへ行きました。ユダヤ人街の名残、その象徴のシナゴーグ（ユダヤ人教会、今日は金曜日で閉館なので外観のみ）、スパイスマーケット、マッタンチェリーパレス（オランダ人宮殿）など、小さな範囲にも見所がたくさんあって楽しかったです。

写真はダッチパレスです。ダッチ＝オランダ。



次は歩いてフォートコーチンFort Cochin地区へ。バシリカ（礼拝堂）、聖フランシス教会などなどを見て歩き、そして海辺に着いたら、これまたコーチン名物の、チャイニーズフィッシングネットをずっと眺めていました。木組みの大きな大きな、サーカス会場のような網を、テコの原理で（人の重さで）持ち上げ、海から魚を掬い上げる巨大な装置です。迫力あるし、大変に絵になる光景です。

これで楽しく１日が終わるなら良いのですけどね（^^;;
あと１日、明日出発するまで、夜中宿のダニ＆南京虫進駐軍と戦いましょう（鬱だ・・・）。