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■移動、移動、移動!
アルマトイで、10日間もビザ取りに時間を遣ってしまいました。その前も中国国境連休で3日間足留めをくっているので、できれば今日は、やれるところまで動きたいという気持ちであります。
もしそこまで時間をロスしていなければ、シムケントШымкентで1泊しても良かったのですが、午前中のうちに国境を越え、ウズベキスタンへ入国。少し歩いたところからミニバスに乗って首都タシケントТашкент。ラッキーなことに、ちょうどサマルカンド方面へ行くバスが出るドンピシャの地点(イパドロームと呼ばれる地点)で、私たちを降ろしてくれました。タシケントは都会ですから、ヘンなところで降ろされていたら、乗り継ぎのための移動だけでものすごい時間をくっていたはずです。
バス車内は猛暑で、汗が吹き出すように出てきます。昨夜は夜行バスで移動しており、そのせいもあってか、喉がからから。でも手持ちの水はあと少ししかない。
タシケントからサマルカンドへは、幹線道路沿いのトイレ&食事休憩地点付近にある分岐を曲がる必要があり、私たちはその休憩地点でバスを下車し、歩いて分岐方面に入りました。そうして市バスに乗って、来た!来た! 「青の都、サマルカンド」だ!!
ウズベキスタンに来た旅人で、サマルカンドに来ない人は、滅多にいないと思う。
それほどここは、中央アジアでも屈指の観光名所。
なぜならば、シルクロードの重要な都、ティムール朝の都、素晴らしい史跡の数々が残されている場所だから。
いつ、どこで覚えたのかすら定かではありませんが、あづさの脳には幼少のときに覚えた「青の都」という言葉が刻み込まれています。いつか見てみたいとずっと思ってきた場所が目の前にあり、 -観光するのは明日であるにも関わらず- 今自分が、偉大なる場所に立っている、そのことだけでも、感動はひとしおです。
夜、その「青の都」の前を歩いたら、レギスタンはオレンジ色にライトアップされていて、青とも赤ともつかない、不思議な色をして聳え立っていました。本当に美しいと思いました。
昨夜アルマトイを出て、実質1日で一気にサマルカンドに来たのですから、ここはゆっくり3泊はしましょう。ゆっくりと、壮大な歴史の都を、感じましょう!
本日の旅
行動 :シムケント行き夜行バス下車、サマルカンドへ移動、カザフスタン出国、ウズベキスタン入国、サマルカンド観光
朝食 :бешпармак(ベシュパルマク、幅広麺の肉ゆで汁仕立て)、ナン、ケフィール、チャイ/シムケントの食堂
昼食 :なし(移動していた)
夕食 :/サマルカンドのレストラン
宿泊 :ビーアンドビーバホディールB&B BAHODIR
旅情報
1カザフスタンテンゲ=0.59円
1ウズベキスタンソム=0.038円
*カザフスタン-ウズベキスタン国境越え
アルマトイで散々、様々な人に「あそこは警官が腐っていて、荷物検査で物を取られたり、お金を取られたりするから、行かない方がいい。アルマトイの住人はみんな飛行機で行く」と言われて、戦い覚悟で臨んだ国境でしたが、実際は何も嫌な思いをせずに済みました。ウズベキスタン入国の際、外貨や所持品を税関申告用紙に記入するため多くの人でごった返しています。記入例の説明はウズベク語とロシア語しかないので、係員に助けてもらって英語で記入。出国の際、あまりにその申告内容と所持品/所持金が違っているとトラブルになるため、所持金は外貨すべてを正確に、所持品はパソコンやカメラなどの高額品のみ、記入します。