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■再び、船
後ろ髪を引かれる思いで、昼の船に乗船。ミンデロMindelo滞在は1泊だけだったけれど、今朝も市街観光&マーケット観光&美味しいごはんと、ミンデロをいっぱい楽しめました。カーボベルデは独特の発展をした国で、“その土地の食”が、大変に興味深く、そして美味しいのです。朝からワイン飲んじゃうほど♪
首都プライアPraiaのある主島サンチアゴ島からここに来るときは直行だったのですが、戻りの船は、途中、サンニコラウ島に寄港します。
サンニコラウ島の中心町であるタラファルTarrafalには日没の頃到着しました。こじんまりとした、小さな島の小さな町という感じです。
ここでは再びカーボベルデの海鮮料理に舌鼓を打ち、そして夜9時になり、1時間遅れで出航する船の中で気持ちよく就寝しました。
本日の旅
行動 :ミンデロ観光、サンニコラウ島へ移動、タラファル観光、サンチアゴ島へ移動
朝食 :Bolacha(ボラシャ、カーボベルデ筆頭の“その土地の食”で、膨らまないスコーンのような厚いビスケットのようなもの)、ワイン/宿、Pissois(ピッソイシュ、辛い油マラゲットを加えてソテーしたツナやサーモンを一度春巻きの皮のようなものにくるみ細かいパン粉をつけてフライにしたもの)、Cathupa guisada c/ linguica terra(カチューパギサーダコンリングイサテラ、豆数種類とコーンを炊いて玉ねぎとバターソテーしたカーボベルデの国民食、チョリソーと目玉焼きを添えて)/ミンデロの市場の食堂
昼食 :Bolacha(ボラシャ)、レモンジュース/サンチアゴ島行き船の中
夕食 :Atum ala Vassa con batata(アトゥンアラバッサコンバタタ、マグロ厚切りソテーにトマトオニオンクロオリーブのソテーソースをかけフライドポテトを添える)、Bucatini de Polvo(ブカティーニデポルボ、直径5mmを超える太いパスタをタコブツ入りトマトソースで食べる)、ビール/タラファルのレストラン
宿泊 :サンチアゴ島行き船
旅情報
1エスクード=1.5円
*STM社の船
私たちが乗船したSTM社の船は、ヨーロッパ船会社の古い船体を利用したものだった。寝台のある1等とそうでない2等があり、私たちは2等を選んだ。4連の連結椅子が並んでいるところに横になれば十分寝られるし、マットを持参して床に寝ている人もいた。旅行者は少なく、ほとんどがカーボベルデの地元の人の移動手段になっている。
また、船内にはバーや自動販売機があり、お金があれば食べることには困らないと思うが、乗船前に食べ物と飲料を買っていったほうがよい。なお船内の水は大変に汚く、誰もが飲料不可と思うほどのものであった。