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■アルマトイ日
今日と明日、アルマトイАлматыに滞在することにしました。もし烏魯木斉(ウルムチ)から直行で来ていたら、是が非でも郊外へ赴き、首都から離れたカザフスタンらしさを見るところですが、私たちはすでに田舎町ジャルケントЖаркентに滞在することができたので、今日、明日は、のんびり旧首都散策を楽しもうということになったんです。アルマトイはカザフスタンの旧首都で、やはり都会です。交通量も多く、街に活気がありながらも、街はクリーンに保たれていて、街歩きも気持ち良さそうです。ただ街には地図看板はなく、ガイドブックを持っていない私たちには不便ですが・・・、まあとりあえず、いろいろと歩きましょう♪
朝9時、宿を出て、バスで「ジローネバザール」へ行きました。野菜売り場、肉売り場はどの市場でも賑わうものですが、ここでの特徴は朝鮮人のキムチ売り場が多いことが挙げられると思います。そうそう、この市場は何故か試食がいっぱいできちゃうんですよ。ハチミツが美味しかった~(^o^)
朝ごはんは、市場を上から眺められる市場内の2Fレストランで食べることにしました。他の席の人たちが美味しそうに食べていたものと同じものを注文しました。その後市街をずーっとお散歩。アーティンダーフィАтындафы公園は、戦車や戦争モニュメントが見ごたえあり、更にその中には美しい教会がありました。
女性は頭にスカーフをかぶせないと中に入れません。こういったところはソ連圏らしさだと思います。また市街を歩いていると、ユニークなジューススタンドや美味しそうなカザフ料理、美しいカザフ人など、いろいろなものをこの目で見られ、楽しい街歩きでした。
感動したのは、路端でしばしば馬乳酒商を見かけることでした。馬乳酒はモンゴルで有名かもしれませんが、モンゴルから中央アジア草原地帯はかつて同じ支配者に統治されたこともあり、特に、「モンゴル-カザフスタン-キルギス」ラインでは同様の文化が根付いています。その影響で大都会アルマトイでも普通に馬乳酒が売られているのです。
アルマトイは、治安の悪さもあまり感じず、街が歩きやすく、本当に良い街だと思いました。
今日は6時間歩きっぱなしでした。スーパーマーケットでカザフ産ワイン(飲みたかった!!)やワインの友を買い、夕方、アラトゥワ山脈(中国の天山山脈つながり)がきれいに見える4階の部屋で、小さなワインディナーで乾杯しました。
本日の旅
行動 :アルマトイ観光
朝食 :Тушенное Мясо с Гарниром(トゥーションナヤミャーソスガルニエラム)スチームの羊肉。付け合せはМакароны(マカロニ)をセレクト。カザフパン、Кофе(コーヒー)、чай Лимоном(レモンティー)/ジローネバザール内
昼食 :なし(昼を夕方食べたので、夕食気分)
夕食 :カザフスタン産ワイン、魚のオイルマリネ、にんじんとキャベツのビネガーサラダ、カザフパン/宿
宿泊 :ドゥイトДойт
旅情報
1テンゲ=1円
*ロシア語の数字
1=アジン、2=ドゥヴァ、3=トリ、4=チェトイレ、5=ピヤーチ、6=シェスチ、7=セーミ、8=ヴォーセミ、9=ジェービャチ、10=ジェーシャチ、11=アジンナーツァチ・・・20=ドゥヴァツァチ、50=ピディミャ、100=スト、1000=ディセチャ
*ロシア語でレストラン会話
「美味しいです!」=「オーチンフクースナ」
「この料理の名前は何ですか?」=「カークエトラーズワイエッサ?」
「これは何ですか?」=「シュトゥエタ?」