2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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カメルーン>2008年03月06日(Thu)
ヤウンデ
:: 旅301日め : 世界旅55ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ76ヶ国め ::

■チャドビザと日本大使館
朝8時、昨日言われた時間に遅れないように、あづさはチャド大使館に行きました。少し待たされただけで、すぐにビザを受け取ることができました。領事は、「これマルチビザだからね、何回入っても何回出てもよいんだよー」とにこやか教えてくれます。ビザつきパスポートを渡してくれたのは領事です。そこに大使も現れてくれ(多分別件で、ですけど、笑)、私と大使、領事と、3人で対談をすることができました。

私は大使に、「このガイドブックではカメルーンからの陸路国境は3ヶ所となっているけれど、私たちは4ヶ所あることを知っています。大使なら、このうち、どこ通りますか? 心配なのはセキュリティーとセーフティーです。」と尋ねました。そして、大使の回答は、「ま、ここから入ってこう出るか、その逆」・・・それは私たちが一番低リスクと確信しているルートと一致していました。

あづさは赤道ギニア大使館でビザを申請したのち、日本大使館へ行きました。

もうお顔を合わすのは何度目でしょうね。領事さんは、私たちがチャドビザを受領できたことの報告を、(気持ちは分かりますが)複雑げに聞いてくれました。もう一つどうしても確認したかったことがあって、それは、一昨日の、レター回収の顛末です。何か現地で、突発的な情勢悪化があったのではないかと懸念していたからです。でも幸い、私たちのその懸念は外れていました。

ヤウンデYaoundeでは、予期できなかった暴動や、これから立ち向かう国の旅がおそらく様々な旅の困難を抱えていることなどにより、この日本大使館には本当に何度も足を運びました。優しい館員のみなさん、一番お話しをし、かつ大変だった暴動のときに保護してくれた領事さん、様々に気遣ってくれた警備のKさん、本当にありがとうございました。

ここが、日本大使館のある通り(大使館は右手)。もう来ないかもと思うと、振り返りたくなった・・・。

日本大使館のある通り

さ、チャドビザ取れたよ!
大使に、「チャドの南はいいところだよ、楽しんでおいで」って言われちゃったよ(*^-^*)

宿に戻ったら計画を立て直して、にっこり丁寧に明日出発の準備をしましょう。

明日、13泊もしたヤウンデを、やっと離れます。
カメルーンを北上し、夜行列車でンガウンデレN'Gaoundereに行きます。
本日の旅
行動 :チャドビザ受領、赤道ギニア申請、日本大使館訪問
朝食 :なし(大使館まわり)
昼食 :マケロー(焼きサバ)にコンジマン(エストラゴンパウダーと各種スパイスをブレンドした緑のタレ)とペペ(辛いタレ)をつける、バトン(葉に巻かれたマニオクのもち状のもの)、ビール/ヤウンデの路上ごはん屋とその近くのバー
夕食 :クスクス(とうもろこし粉をついてまとめたパテ、今までのクスクスと思うと騙される、ヴタリとも呼ばれる)にフォレレ(ねぎのような葉がいっぱい入っているブイヨン&ミルク仕立てのウマウマソース)をかけたもの、クスクスにケレンケレン(モロヘイヤの葉やイモの葉のようなものがいっぱいと豆が少し入ったとろみいっぱい内臓くさいウマイソース)をかけたもの/ヤウンデの路上ごはん屋、串焼き、ベニエ(パン生地を団子状に揚げたもの)/宿
宿泊 :オーベルジュルグロービュスAuberge le Globus

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旅情報
1セーファーフラン=0.25円

*カメルーンで“取れない”赤道ギニアビザ
ヤウンデのバストス地区にある赤道ギニア大使館にて申請した。
申請時間が厄介で、8時~12時まで。他国のビザ受領がたいてい午後2時ごろなので、他国受領→赤道ギニア申請が、この国の場合2日にまたがってしまう。そのくせ受領は翌日14時。しかも大使館閉館が14時半!
1週間ビザ、2週間ビザ、1ヶ月ビザが37000セーファーフラン
写真2枚必要だが、同じ日付に撮影した同一写真でなければ無効と言われる。
パスポートコピー1枚必要、代理申請可能。申請用紙に入国日と入国地を記入する欄がある。

私たちは申請は受理されたが、受領の際「北京で取れ」といわれ、パスポートとお金を返された。日本人だと言っても「分かっていますが、日本は中国の隣の国なので、中国で取ってから来てください」と意味不明なことを言われる。

カメルーンではその他ドゥアラでも申請できるが、ヤウンデで取れなくてドゥアラで取れるのならばより意味不明。
なお、国境でのビザ取得は不可能と、固く断言された。