2人の世界旅 日々の記録

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カメルーン>2008年03月07日(Fri)
ヤウンデ→ンガウンデレ行き夜行列車
:: 旅302日め : 世界旅55ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ76ヶ国め ::

■赤道ギニアビザ
今日は、夕方にはヤウンデYaounde駅に行き、ンガウンデレN'Gaundere行きの夜行列車に乗ります。

朝から銀行でキャッシングをし、ビザ受領用の写真を作り、薬局で抗マラリア薬追加分や局所麻酔薬(虫のかゆみ止めに)を買いました。そしてあづさは、昨日申請したビザを受け取るために、赤道ギニア大使館に行きました。

しかし・・・、

大使館「ビザは出せないと言われました。写真とお金をお返しします。」
あづさ「はぁ?」
大使館「あなたは日本人なのだから、中国でビザを取ってください」
あづさ「はあっっっっ???」
大使館「日本と中国は近いから問題ないじゃないですか」
あづさ「ぜんっぜん違う国ですっっっ、日本はアイランド(島)で、中国はコンチネンタル(大陸)で、もんのすごく離れた国ですよ?? 別の国ですよ???」
大使館「でもチーフ(おそらく領事)がそう言うのですから。」
あづさ「じゃあチーフと面接させてください」
大使館「もう空港に行っています」

んもう、アホンダラって思いますよね!? 「日本人だから中国で」ったって、そんな無茶苦茶な理論、ないですよねぇ!?

宿の前で、チェックアウトした荷物と共に待っていた和人に報告しました。本気で中国に行けと言っているのではなく、何らかの事情でビザを発給したくないこじつけだろうと、私たちの間ではそういう結論となりました。

■ヤウンデ発の夜行列車
さて、そんなわけでもうヤウンデを離れましょう。そうそう今日は大移動の前なので、路上のクツ修繕屋で、バックパックのショルダー部分の補強をしてもらいました。切れない合繊の糸で強く縫っていく、そういう修理はアフリカはとても得意なのです。

バッグ修理

その後、乗り合いタクシーに乗ってヤウンデ中央駅Gare Centrale Yaoundeへ行きました。寝台車から2等車まであるのですが、私たちは一番安い2等車に乗りました。それでも座席は指定で、安心できる点もあり、良かったです。

夕方18時に列車は出発しました。満員で、通路にも人がいるような列車だし、座席はウレタンクッションがはがされていて快適ではないのですが、それでも何だか楽しいような、ポリスもいっぱいいて緊張するような、複雑な気分の旅です。

列車に乗るのは、アフリカに入って、初めてです。
本日の旅
行動 :赤道ギニアビザ受領できず、雑務、ヤウンデ発ンガウンデレ行き夜行列車の旅
朝食 :インスタント焼きそば
昼食 :マケロー(焼きサバ)にコンジマン(エストラゴンパウダーと各種スパイスをブレンドした緑のタレ)とペペ(辛いタレ)をつける、バトン(葉に巻かれたマニオクのもち状のもの)、ビール/ヤウンデの路上ごはん屋とその近くのバー
夕食 :パン、チーズ、バトン、コーラ/ンガウンデレ行き夜行列車の中
宿泊 :ンガウンデレ行き夜行列車の中

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旅情報
1セーファーフラン=0.25円

*ヤウンデ発ンガウンデレ行き夜行列車
2人部屋寝台:28000セーファーフラン
4人部屋寝台:25000セーファーフラン
1等(リクライニング座席):17000セーファーフラン
2等(4人が向かい合う狭い座席):10000セーファーフラン

ヤウンデ18時発、私たちのときは終点ンガウンデレに翌朝10時半に到着した。
車内の食料品販売はほとんどないが、ビュッフェ車両がついている。
各駅に停車するとき、窓でのやりとりで、ホーム行商から食糧を買える(バナナ、バトン、アボガドなど)

なお、ヤウンデからンガウンデレに行くには、道が悪いことからバスは非現実である。