2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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カメルーン>2008年03月08日(Sat)
ンガウンデレ行き夜行列車→ンガウンデレ→マラン→トゥボロ
:: 旅303日め : 世界旅55ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ76ヶ国め ::

■ンガウンデレ到着
夜行列車の旅・・・私たちは2等列車に乗ったので、4人が向き合う狭い座席では、ほとんど仮眠程度しか眠れません。

しかも朝4時ごろから、ンガウンデレから先の移動のための、バス会社のチケット販売が行われています。数社のバス会社スタッフが、チケットを売りに車両内をうろうろしているので・・・もう眠れません(怒)

でも、私たちがチャドに入国するポイントとして目途をつけていた、カメルーン側の国境の町トゥボロTouboro行きのバスチケットも売られていたので、それをンガウンデレN'Gaoundere到着前に購入できたのはラッキーかもしれません。

朝10時半に、列車はンガウンデレに到着しました。トゥボロ行きバスは、隣町のマランMalangから出るそうです。バス会社の手配したタクシーに乗ってマランに行き、お昼ごはんを食べるなどして待ちました。食堂は写真のよう建物です。ここで買った食事をお皿ごとバス待ちのベンチまで買って、2人で食べました。

マランの食堂

バスは午後2時半に出発しました。

■カメルーンの果て、トゥボロ
トゥボロへの道は、チャド大使が以前教えてくれたように、大変に良い道で快適走行ができました。車内には銃を持った男が2人・・・きっとガードマンなのでしょう。このあたりの治安が悪いのではないかと、緊張感はなくならず、それでも車窓を楽しみながら、トゥボロへ向かいました。

トゥボロには、午後6時半に到着し、おそらく宿に入ったのは7時過ぎだと思います。

ここは、“知られざるカメルーンとチャド国境”です。ガイドブックにも載っていない町だから、旅行者はまず来ないところでしょう(私たちはミシュラン地図で道を確認しました)。中心部から離れると電気も通っていないから、空は満天の星が煌いています。

「なんか、カメルーンの果てに来ちゃったね」

・・・こんな言葉が、私たちの口から出るほど、見知らぬところに来てしまったのだと、真っ暗な道と満天の星から、そう思わさせられました。

明日はいよいよ、緊張のチャド入国となるでしょう。

未知なる道を越えたら、そこはどんな世界が広がるでしょう。
本日の旅
行動 :ヤウンデ発ンガウンデレ行き夜行列車下車、ンガウンデレからトゥボロへ移動
朝食 :バトン(葉に巻かれたマニオクのもち状のもの)、アボカド、バナナ/ンガウンデレ行き夜行列車の中
昼食 :リー(白いごはん)にソス(肉煮込みトマトソース)をかけたもの/マランの路上ごはん屋、アボカド、バナナ/バス待ち合い所
夕食 :ポムドテル(フライドポテト)、ピジョン(ハトの煮込み)、ビール、クレベット(干しえびとイモの葉の美味しいどろどろ煮)/トゥボロのバ-
宿泊 :オーベルジュルンガグリAuberge Le Ngagouri

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旅情報
1セーファーフラン=0.25円

*ンガウンデレからトゥボロへの移動
ンガウンデレからトゥボロにはバスが1日2本ある。ダナイエクスプレスがンガウンデレ早朝発、ツーリスティックエクスプレスが午後発。つまり後者だとヤウンデからの列車で乗り継げる。私たちは後者のバスで片道4000セーファーフラン、所要4時間だった。チケットはヤウンデ発ンガウンデレ行き夜行列車車内で購入した。