2人の世界旅 日々の記録

■クメールルージュとポルポトの跡
昨日自転車で６０ｋｍ走った疲れも特に出ていない。よかった♪　今日はシェムリアップSiem Reapを離れて、北部国境近くまで移動します。

今日はどしゃぶりです。昨日ほとんど雨が降らなかったのが奇跡なのがよく分かります。夕方カンボジア北部のアンロンベンAnlong vengに到着し、宿を決めて荷物を置き、雨の中、少しですが観光しました。

時計塔とか市場があっても、アンロンベンの本当の重要要素は、ここが、ポルポト政権の最後の都であるということでしょう。１９７５年にクメールルージュ（クメール共産党）がプノンペンPhnom Penhを陥落し、未曾有の大虐殺を実施。１９７８年にベトナムのプノンペン侵攻により、クメールルージュはタイ国境付近に陣地を移した、その場所がこのアンロンベンということです。



ここはタモクハウス。タモクとは大虐殺を実施した将軍の名前、ポルポト派の最高幹部だった人。最後はポルポトを捕らえてクメールルージュのトップとなって最後まで抵抗していた人。タモクハウスとは、クメールルージュの最後の悲しい本拠地なのです。


ともあれ明日は、カンボジア北部国境からタイへ抜けます。情報がない地域の国境越えなのですが、率直なところあまり旅行者が使わない国境を通るのはわくわくします、楽しみです♪