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■カンボジアから、タイ、ラオスへ
カンボジア北部の町アンロンベンAnlong vengからタイ国境へは、トラックをヒッチハイクして移動しました。国境の町チョームChoamに着く直前に、「ポルポトの墓はこちら」の案内板が見えました。ちなみに彼の最後は、元部下による毒殺という説があります。残虐なカンボジアの歴史を作った彼の、悲しい最後の物語。
霧のかかる、カンボジア最果ての町。
写真は、舗装道路もない、土むきだしの、そして霧でミスティなチョーム、国境ラインに近いところから撮影。幸いなことにここでは余ったカンボジアリエルからタイバーツへの両替レートが良くて助かりました。
カンボジア出国スタンプをもらってから、歩いてタイ側のサーンガムSa-Ngam国境へ行きました。そして停まっている車がヒッチハイクに応じてくれました。ここに来るまでもヒッチハイク、ここから先もヒッチハイク。そう、今日通ったチョーム-サーンガムルートは公共の移動手段がありません。だからこそ、国境を挟んで両側でヒッチハイクがすぐにでき、時間に無駄なく移動ができたことはとっても嬉しい。
かなりの距離をヒッチハイクで移動することができ、その車とお別れしたのはシサケSi Sa Ketの町でした。シサケからなら各方面へのバスが出ています。今いるのはタイ東部、イサン地方と呼ばれるところで(別名タイ美食地方だよ、ふふふ)、ここから向かうはラオスです。ラオスには南部から入国すべく、今日はムクダハンMukdahan(ここはまだタイ国内)まで移動することにしました。バスを一度ウドンラチャタニUdon Ratchathaniで乗り換えて、再び別のバスに乗っての移動だったので、今日1日ですごい距離を移動したことになります。
今日は、移動に移動を重ねたハードな1日でした。ムクダハンに着いたらもう夜8時。このタイ美食地方で美味しいイサン料理を食べてビールを飲んで、少しでも疲れを癒しておかなくちゃね♪
ラオス入国は、明日の午前中の予定です。
本日の旅
行動 :アンロンベンからムクダハンへ移動、カンボジア出国、タイ入国
朝食 :ヌンバンチョクモアン(米のそうめんに鶏肉入りカレースープをかける、生野菜つき)/アンロンベンの屋台
昼食 :クイッティヤオ(米麺のどんぶり)/シサケの食堂
夕食 :サエパオロ(ルアムウ(血のプリン)と腸の五香煮込み)、カエドゥン(春雨ひき肉カニカマ揚げにんにく入り香菜乗せの茶碗蒸し)、カナバケン(青菜にんにく干し魚唐辛子炒め)、カウ(ごはん)、ビヤサン(ビール)/ムクダハンの食堂
宿泊 :サブムクダプームプレイスホテルSubmukda Phoomplace Hotel
旅情報
1カンボジアリエル=0.022円
1タイバーツ=2.82円
*チョーム-サーンガム国境越え
公共トランスポートなし! タクシーも白タクもなし! バイクや自転車を持たない旅行者が頼る手段はヒッチハイクのみです。ただもう少しちゃんと言及しておくと、国境で働く人のためのトランスポートならあります(早朝に国境行き、夕方に国境発のミニバス)。ともあれ交通量が少ない国境なので要注意。