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■ラオス入国と旅計画
Free wifiが飛んでる宿っていいな♪ 悪いニュースもどんどん入ってきちゃう♪
「ビエンチャンVientianeでミャンマー大使館ビザ発給停止♪」
っていう、こんなバッドなニュースだって入ってきちゃう♪
きちゃう♪
・・・きちゃう
(涙)
(TーT) 朝から泣かせてくれるじゃないか
・・・(無言)
先日プノンペンPhnom penhでのミャンマービザ取りが難しい状況になったのはこの日記にも書いた通り。ならばビエンチャンへ急げという結論になり、・・・なのにビエンチャンでミャンマービザが取れなくなった。もう私たちはビエンチャンに行くだけ無駄ということか。そうなると、最後の砦はバンコクBangkokしかない。
バンコクはタイの首都。私たちはバンコクからミャンマー入りする航空券を既に持っている。バンコクはミャンマーに入る前の最後の首都ですから、もしここでビザが取れなかったら、ミャンマーへ行く方法が、もう残りません。
頭の中で旅の行程をぐちゃぐちゃ入れ替えたりして悩みましたが、やることはただ1つ、「バンコクへ急げ!」ということだけ。ラオスを短時間の観光で済ませて一気に夜行バスでバンコク、という動き方でいくしかないでしょうね。おそらくラオスの滞在は1日、2日程度になるでしょうけれど、バンコクでさえミャンマービザでトラブルを起こすのは濃厚路線になってきていますから、早く早くバンコクに行きたいです。
今いるのは国境ムクダハンMukdahanで、ラオス入国地点は隣接するサバンナケットSavannakhet国境となります。同じところから出て入るのは流石にナンなので、少しでも動いて、せめてラオスを最低2ヶ所は見ようと思います。出国はここからほんのちょっと北に行ったところの予定です。
サバンナケットに到着したら、宿探しが完了する前に大雨にたたられてしまいました。でも夕方は雨がやみ、無事に見所を観光することができましたよ。あづさは小さくて素朴な町の滞在が好きです。狭い範囲に建造物が集まって、気軽な散策気分だけでいろんな史跡を見て回れますし、道端や路地では人々の生活が垣間見れます。これ、大都市では出来ない観光です。
サバンナケットはラオスがフランス領だった頃、ラオス南部の行政および商業の中心で、多数のベトナム人や中国人の移民の影響と共に複雑に融合した文化を築き上げてきました。狭い範囲にも見所はいっぱい! まずは各種建物の建築美、窓枠1つも見逃せません。映画館、政府オフィス、カトリック教会、中国の寺、大広場などなど。
サバンナケットの観光は、地図だけ見ていても良さが分からないでしょう。例えばこの写真は「メコンホテル」、地図だけ見れば普通の宿。
でも60年前、第二次世界大戦後、フランスがラオスを手放す直前に建てられたこの建物は、当時は政府の役所として機能する重要なものでした。建物の装飾が見ていて楽しいです。アールデコですから(美術に詳しくないので、多分、ということにしておきます)。
観光のしめくくりは、雄大なメコン川。町の西を南北に流れるため、最高の夕焼けポイントでもあります。
そのメコン川沿いには屋台が多数出て賑わっています。夕方から特に賑わい始めるようです。夕方のうちに、特に人が入っていて「この店は美味しいんだろうな」と思えるお店をチェックしていましたので、夕食はそこで「ラオス鍋」である「シンダ」を食べることにしました。みんなで低いテーブルと椅子で食べるんですけど、隣のテーブルにいた家族が陽気な人々! 特におばちゃんがたくさんビールを飲んで本当に陽気になっていて、私たちにもおかわり無限大なほどビールを注いでくれるんですよ(^^ゞ
ラオス初日なのに、もう何日もいる気分! 人も良くて観光もたくさんできて、ラオスご飯も美味しいし、満喫できています。確かにラオスはタイよりも貧しくて田舎な国なんだけど、だからこそ魅力がある国なのだということには疑念がありません。また1つ、素敵な国に出会えて、本当に嬉しいです。
本日の旅
行動 :ムクダハンからサバンナケットへ移動、タイ出国、ラオス入国
朝食 :なし(移動していた)
昼食 :カオニャオ(もち米)、ケーンピエック(血のプリン豚肉野菜各種のごった煮)、ラープカイ(鶏肉を咲いて唐辛子ねぎ香菜と炒め和えにしたもの)、サイコーク(焼豚味のソーセージ)/サバンナケットの路上ごはん屋
夕食 :シンダ(プルコギ様鍋を使った鍋料理、牛肉豚肉イカエビカニカマレバー野菜ハーブ春雨卵)、ビール/サバンナケットの屋台
宿泊 :サバンパタナゲストハウスSavan Phattana Guesthous
旅情報
1タイバーツ=2.82円
1ラオスキープ=0.01円
*ムクダハンからサバンナケットへの移動
バス代45バーツ+時間外料金5バーツ課金(私たちは週末移動だったので5バーツ徴収された)。人詰めすぎのバスで国境へ行き、国境間も人詰めすぎのバス。座席確保を早めにしよう。国境での手続きはスムースだった。2箇所国境を経て、全所要時間1時間半。