カオニャオ ...ラオス
「ラオスの主食はもち米」と言われるように、本当によくもちもちとした米が食べられています。ただ日本のもち米とは違う、長粒種の低アミロース米(細長いお米でもちもちしている成分が多いということ)。炊かれたカオニャオは大きなカゴに入っていて、お客に出すときには小さなカゴに入れてくれ(ビニール袋の場合もあります)、客は片手でクルミサイズに握っていただきます。
ラープ ...ラオス
鶏肉、牛肉、魚、その他。何かの肉類をそぼろ調理にします。そこにネギなどの香味野菜を加えて和えたものがラープです。塩、醤油、魚醤などの塩味がついていて旨みもあり、これは主食のカオニャオ(もち米)に良く合います。写真は鶏肉を細かく裂いて作った「ラープカイ」です(カイ=鶏肉)。
サイコーク ...ラオス
うまーうまーうまー!!! ラオスのソーセージ、めちゃくちゃ美味しいです! 少し甘めで香ばしい焼き豚の味を想像してください。それがソーセージになっているんです!
シンダ ...ラオス
ラオスで素晴らしい鍋料理に出会った。下に炭火、上には中央が高い鍋。高い部分には切れ込みがあり炭火直火焼きができ、鍋のフチ部分はへこんでいて旨いスープでしゃぶしゃぶもできる。私は「ほんのり焼いてあとしゃぶしゃぶ」が好きです。具は各種肉類レバー魚介類野菜春雨何でもあり! ピーナッツ味噌ダレでいただきます。タイ料理「ヌアヤンカオリー」と同じものです。
ケーンノーマイ、ケーノーマイ ...ラオス
ラオ語で「ケーン」は汁物を指す言葉。ケーンノーマイは筍(ノーマイ)入りの汁です。筍のほか、小ナス、カボチャ、玉ねぎ、骨付き豚肉、唐辛子などが入った具沢山のスープでした。
カオピエック ...ラオス
ラオスの麺料理の王様の称号を、この料理に与えたい。一口食べて超感動! 直訳でカオは米、ピエックは「wet」。これはラオスならではの低アミロース米(もち米っぽい)を粉にして水と練って、もちもち感極まる麺にしたもの、朝食の定番の1つです。ちなみにラオスの皆さん、食卓の砂糖と魚醤のどば入れにより甘じょっぱくし、麺だけ食べてスープをたっぷり残されます。
ミー(写真左)、クワミー(写真右) ...ラオス
ラオスといえば米食ですが、黄色い色をした小麦麺(中華麺)も食べます。スープ仕立ての中華麺は普通に「ミー」で通じます(写真左)。また、汁気を少なくタレを絡めるように炒めた物は「炒める」という意味のラオ語「クワ」をつけて、「クワミー」と呼ばれます(いわゆる焼きそば、写真右)。ただし、ミーは黄色い小麦麺だけでなく時に麺全体を指す言葉でもあります。
ミーガティ ...ラオス
ガティとはココナッツミルクのこと。米の平麺を、唐辛子、油、そしてココナッツミルク入りのスープで仕立てあげました。コクのある美味しさがポイントです。タイ料理にも同じものがあります(名前も同じ)。ミーは黄色い小麦麺だけを指す言葉ではなく時に麺全体を指す言葉でもあるのですね。具に乗っているルアッカイ(豚などの血のプリン)もラオス料理の定番のタンパク質源です。
グアクワンガイ ...ラオス
グアは牛、クアンガイ(ほとんどクワンカ°イやクワンナイに聞こえる)は内臓のこと。という訳でこれはラオス版の牛モツ煮~! 写真のものは牛の第3胃(いわゆるセンマイ)を使った煮込みで、日本料理と違う点は臭み消しに生のレモングラスをどっさり使ってさわやかなフレーバーをつけていることにあるでしょう。唐辛子と生姜、醤油も入っていました。
ヌンパー ...ラオス
直訳すると、ヌンは「Steamed(蒸す)」、パーは魚。鍋の中で蒸し煮にした魚料理を指します。私がいただいたのは、ココナッツミルク、パーデーク(魚醤)、レモングラス、唐辛子が入っていて、蒸されて柔らかいお豆腐のようになったココナッツミルクが良いコクを与えてくれていました。ラオスにはいろいろな味付け&素材の組み合わせのヌンパーがあります。
カイルー ...ラオス
また食べてしまいました、アヒルの孵化前の卵をゆでたものです。ベトナムのホビロンやフィリピンのバロット(≫
こちら)と同じですね。殻を割ると、血走った白身と共に「半黄身半ヒヨコ」が出てきます。塩でいただきます。味は鶏ささみっぽいかな。なお普通のゆで卵は「カイカウ」と呼ぶそうです。
BeerLao(ビヤラオ) ...ラオス
ラオスのビール、端麗で美味しいです♪ 豪に入ってはグラスに氷を入れてキリッと楽しんでみてください!
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