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■シエンフエゴスへ
歴史的遺構を多く残すキューバには、首都ハバナ(英:Havana、スペイン語:Habana)以外にも世界遺産に登録された街があります。今日はその1つ、シエンフエゴスCienfuegosへ向かいます。
バス代は、昨日の日記にも書きましたが、CUC払いでしか支払えないので、とても高くつきました。1人20CUC(2300円)です。たった4時間のバスに高いなーと思います。ちなみに明日なら列車(1人13.5CUC)があったのですが、日程が合わなくて諦めました。
シエンフエゴスの町に着いて、素朴な町並みに、なんだかほっとしました。ハバナは、大きすぎて、建物も壮大(言い方を変えるとごっつい)で、圧迫されるんですよね。そしてハバナは、建物が大きいがゆえ空があまり見えなくて、開放感が少なかったのかもしれません。
シエンフエゴスはほとんどの建物が2階建てで、最初にバスターミナルから歩き始めたとき、「空がおおきーい!」と嬉しくなったんですよね。それでいて、世界遺産に登録されている古都としての風貌も残り、町にはスパニッシュコロニアルらしき、「縦横がしっかり区画されている造り」や、「ピンクや黄色、水色、カラフルなペインティング」が残っていて、好きな町になりそうと思いました。
ただし、暑くて、毎日大量の汗をかいているし、体力が減っていっているのを実感しています。
さて、今日からはヘスス兄さんの家にホームステイすることになっています。ヘススって日本人には違和感のある名前かもしれませんが、スペルが「jesus」なのでスペイン語読みでヘスス。英語読みでは「ジーザス」になります。
彼は大学生ですが奥さんがいて、可愛い奥さんの名前は「ミドリ」。日本人の名前そのもので、一発で暗記できました(*^.^*)
夜は、ヘススとミドリが、よく行くというイタリアンレストランへ連れて行ってくれました。地元民で行列が出来ている、良さそうなお店です。ヘススが「持っているお金見せて」というので見せてみたら「OK」ですって。つまり、その店は、例えば1皿6ペソ(30円)するスパゲティーを、CUC札しか持っていない人(外国人など)からは6CUC(700円)で請求するところなので、ヘススは私たちが人民ペソを持っていることを事前に確認してくれたのでした。
今日は、コース料理のごとくいっぱい食べてビールを飲んでも、支払いは2人で50ペソ(250円)でした。キューバ安ーい(*^-^*)
こんなレストラン。雰囲気があって、皆が陽気なの!
ただし、キューバの食の「味」については、また後日この日記にて(^^ゞ
本日の旅
行動 :ハバナからシエンフエゴスへ移動、シエンフエゴス観光
朝食 :Cafe(カフェ、コーヒー)、紅茶、ハイビスカスティー、パン/パトリシオおじさんち
昼食 :Arroz frito(アロスフリト、焼き飯)、Pollo frito(ポヨフリト、フライドチキン)/バスターミナル
夕食 :Pizza con carne(ピサコンカルネ、角切り肉とトマトチーズのピザ)、Espaguetis con Jamon(エスパゲティスコンハモン、ハムの入ったトマトパスタ)、Espaguetis Napolitanos(エスパゲティスナポリタノス、具のないトマトパスタ)、Arroz con leche(アロスコンレチェ、ライスプディング)、ビール、Lucini(ルシーニ、パン生地のミートソースピザ)/シエンフエゴスのレストラン
宿泊 :へススとミドリの家
旅情報
1兌換ペソ(CUC)=116円
1人民ペソ(MN)=5円
*ハバナからシエンフエゴスへの移動
列車は隔日、13.5CUC。窓口では所要7時間とは言っているが、実際はもっとかかること覚悟。バスはViazul社から毎日数便、1人20CUC、所要4時間。