2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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クック諸島>2010年04月17日(Sat)
★アロア
:: 旅1073日め : 世界旅184ヶ国め : 和人237ヶ国め : あづさ196ヶ国め ::

■今日も泳ぎましょ!
さあ、今日もいい天気! きれいな海でのひと泳ぎが楽しそうです。いつも海に行くと、よほど安全なところでない限り、あづさと和人は交代で海に入り、片方が必ず荷物番をします。でも今日は一緒に泳げたら良いなと思い、お金もカメラも持たずに、宿からすでに水着を着た状態で外に出ました。バスに乗れないので宿から歩いて行けるところで泳ぐことにします。

最初に海に入ったところは、水深50cmくらいが延々と続き、あまり面白くありません。でもそこから少し、おととい泳いだあたりへ向けて歩いたところの遊泳はものすごく楽しかった!

水深は2m弱で、場所によっては足をつけて立つことができます。もともと透明度の高い海で、これだけ浅い岩場があると、熱帯魚も珊瑚もものすごくクリアーに見えるから素晴らしい。また、この辺では魚の漁が行われていないのでしょう、魚は人間がやってきても、逃げないのです。逃げることを、知らないから。

黄色い魚、青い魚、黒い魚、赤い魚、オレンジの魚、長い魚、ひらべったい魚・・・色とりどりの熱帯魚に時々囲まれて、足をつけたければつければいい、もぐりたければもぐればいい。そして私たち以外誰もいないシュノーケリングは、本当に楽しかったです。2人で一緒に泳げるようにしてきて、本当に良かった。


午後はお昼寝しました。南の島の、こんないいところに来たのですから、太陽をいっぱいに浴びて、青い海をいっぱい見て、心を解放するように過ごすのが似合っています。


■アイランドナイト
夜のお楽しみがやってきました! ラロトンガRarotonga島の宿の良い点に、「郷土料理フェアをどこでも行う」というのがあると思います。クック諸島は人口の90%が、先住民族マオリの人々で、彼らが伝統的に食べてきたものを、宿泊客に提供するサービスです。だいたい1人27ニュージーランドドル(約1800円)あたりが相場のようなのですが、今泊まっている宿では1人なんと12ドル! 相場の半額以下の値段は嬉しいです。

宿のおばさん、おばあちゃん、近所から手伝いに来たおばさんが、次々と料理を進めています。そして屋外テーブルに多くの料理(下の写真を撮った後も料理が増えました)が並べられます。食べ始める前に1つ1つの料理について説明(英語です)をしてくれるのがものすごく嬉しかったです。

クック

写真は、食事を始める前に、お祈りをしているところです。

クック諸島の伝統料理は美味しくて、頑張っていっぱい食べようと張り切ったのに、やはり途中でお腹がいっぱいになってしまいました(^^ゞ
本日の旅
行動 :シュノーケリング、伝統料理フェア
朝食 :じゃがいもガレット、チーズソース、目玉焼き、紅茶/宿
昼食 :ごはん、牛肉と野菜のオイスターソース照り焼き/宿
夕食 :■/宿
宿泊 :バックパッカーズインターナショナルBackpackers International
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旅情報
1ドル=68.4円

*クック諸島でなまこを食べる
海の浅いところに、足の踏み場もないくらい転がっているなまこは11月が旬、食べどきだそうです。メスの卵巣(日本で珍味のこのこになるひも状の部分)をレモンをかけて生で食べるので、「海のスパゲティー」と呼ぶのだそう。なまこの卵巣は再生臓器なので、腹を切ったなまこを海に戻してあげれば元通りになります。わお。