2人の世界旅 日々の記録

■ケイマンでレンタカー
「ケイマンでは、どこにいても警察が来る」

これは、宿代のボトムラインがひょっとして世界一高いケイマンで、おそらく野テントなり野宿なりを試みたかつての旅行者が残したＷＥＢ上の記述です。

私たちは昨晩、島の内陸を走って未舗装道路の一番奥まで行って車を泊めたところ、誰にも見つからずに無事に眠ることができました。よかったよかった。

では今日も引き続き、ケイマンをレンタカーで走ります♪

昨日とは走る地域を変え、今日はまず北部ラムポイントRum Pointを目指しました。途中、白亜の海岸が美しい場所を見つけたので、そこの木製ベンチで朝食をいただきました。

ちなみに昨日から同じようなものばかり食べていますが、「レンタカーだからお得に大量買いしよう！」と、ザワークラウトを１ガロン（約３．８Ｌ）、パンチ（５種類のフルーツが入ったジュース）を１ガロンといった具合に買い物をしています(^_^)V

ちなみに「パンチ」とは「５種類の」という意味。ペルシャ語では「５」を「パンジ」と言ったりもしますね。昨日、ケイマン航空の機内で突然色鮮やかなパンチを見て、ケイマン内のスーパーでもパンチがいろいろと売られていて、「ああこれはケイマンのその土地の食！」と、妙に嬉しくなっちゃいます（*^-^*）

さて到着しましたラムポイント！　そしてここがすごく良いところで感動しました！　公共ビーチのはずなのに、きれいなビーチチェアが並び、中には屋根つきのチェア（日除けにぴったり）もあり、きれいなトイレにシャワー、レストランやバー、自由に飲める冷水機まで、いろいろなものが揃っています。まるでどこかのホテルのプライベートビーチに来たかのようなユーティリティーの高さに驚きました。

私たちが行った時間はまだ早かったので、屋根つきチェアも確保でき、ゆっくりと過ごせました。あづさはしばらく和人と泳いだあと、熟睡してしまいました。

ちょっと沖まで泳ぐと、たくさんの魚、ときには体長１ｍもの魚がいたり、サンゴがたくさんあったりと、少々潮の流れの速いところでしたが、シュノーケリングも十分に楽しめました。

次は東海岸をドライブしました。そして、コリエールズビーチという、理想的なパブリックビーチを見つけました。きれいな浜、屋根つきの小屋、テーブルセット、きれいなトイレとシャワーがあって、そして誰もいない！

さきほどラムポイントの海で和人が沖まで泳いでいって獲ってきたコンク貝を、お昼ごはんにしましょうか（*^.^*）　でもコンク貝の殻は固い。思いっきり岩にぶつけて少しずつ外側からヒビを入れていき、ようやく身を取り出すことができました。

コンク貝。ウマイ。旨すぎる！＼(^o^)／

新鮮なものをお刺身にして、持っていた醤油にレモン汁の結晶（トルコで買ったやつ）を溶かしてポン酢を作ってつけて食べるの。　あわびを、人生で何度か食べたことがあるけれど、その刺身に全然負けない。ちょっと固い部分（目などがついていた部分）は、なまこのような美味しさ！！

しばらく２人で泳いだら、和人はお昼寝で熟睡。その間あづさは沖に出て、海底からコンク貝を拾ってきて、殻を割って、お刺身を作りました。もくもくと。



なんたって、コンク貝は１個１ｋｇくらいありますから、身も結構大きいものです。そして中身は日本でどんなにお金を出しても食べられないくらいに美味しい貝ときたら、捕獲も楽しい！　そうして、晩ごはんにはもりもりとコンク貝のお刺身を食べて盛り上がっていたのでした。

「昼寝から目覚めたら刺身があった（^^ゞ　」　なんて和人に言ってもらえて、こちらは海女（あま）さんの如く潜って巨大貝を獲った甲斐があるってもんです♪

ケイマン楽しいなー、ケイマン美味しいなー、最高！（*^o^*）