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■ガーナ大使館へ
コートジボワールは、行政上の首都はヤムスクロYamoussoukroですが、機能的にはアビジャンAbidjanが中心都市となっています。各国大使館もアビジャンに集まっています。アビジャンに来た目的は、ガーナビザを取ることです。今日は朝からバスなどを乗り継いで、ガーナ大使館へ行きました。
ガーナ大使館で申請を終えたあとは、お散歩がてら、デュープラトーLes Deux Plateaux地区を散策しました。コートジボワール筆頭の郷土食「フトゥ」を出す食堂もあり、胃袋的には大変に有意義な1日(*^^*)
■今後の旅計画
(※ここからの日記には、“中央部アフリカ”という表現が出てきます。西アフリカをカーボベルデからナイジェリアあたりとし、ナミビア以南を南部アフリカとすると、その間となるカメルーンからアンゴラあたりは中央アフリカという区分で呼ばれます。しかしそれらの国の中には“中央アフリカ”共和国があるため、単に“中央アフリカ”と書いてしまうと、広いアフリカ中央部を指すのか、中央アフリカ共和国だけを指すのかが分かりにくいことがあるのではないかと思いました。なのでこの日記では、便宜的に前者を“中央部アフリカ”という名称を使っている箇所があります。慣れない用語ですがご了承ください。)
さて、私たちの今の予定では、今がコートジボワール、次が東に移動してガーナ、その次は北に移動してブルキナファソ・・・といった移動を予定しています。順調に東へ移動していけば、西アフリカから中央部アフリカへと入っていけるのですが・・・。
その際、最もキー(というかネックだな、苦笑)になるのが、カメルーンビザです。カメルーンには、中央アフリカ往復や赤道ギニア往復により複数回入国するため、どうしてもマルチビザ(出入国回数無制限)でないと旅日程が組めないのです。
アフリカを、南→中央→西と旅するときには、カメルーン到達よりも前に、比較的簡単にカメルーンビザが取れるのでよいのです。でもその逆はものすごく大変。現在得られる情報では、カメルーンよりも西でカメルーンビザが取れる場所は、ダカール(セネガル)、アビジャン(コートジボワール)、ラゴス(ナイジェリア)しかなく、確実にマルチビザが取れると分かっているのはダカールだけ・・・。
私たちはいったん、ダカールでカメルーンビザの取得を検討しました。しかしアルジェリアも行ければ行こうと旅日程に入れたため、3ヶ月で赤道ギニア往復まで終える日程を作れませんでした。ここアビジャンからなら、カメルーンビザ取得から3ヶ月で赤道ギニア往復終了という日程を組めたのですが、日程がきつすぎて、洗濯物が乾く時間もないような連続移動ばかり、つまり、体調をちょっとでも崩すとオーバーという、ゆとりのない日程になってしまっています。
ガーナビザ受領は明日。明後日、カメルーン大使館へビザ申請に行くか行かないか。
2人がそれぞれに、今後の旅をイメージしながら、悩み続けています。
本日の旅
行動 :ガーナビザ申請、アビジャン観光
朝食 :サンドイッチ屋台(バゲットに、じゃがいも煮込み、インゲン煮込み、トマト玉ねぎサラダをはさんだもの)、凍りジンジャージュース/バス停
昼食 :フトゥ(ヤム芋をふかして練ってまとめたフトゥヤム、調理用バナナをふかしたものをフトゥヤムと半々で練ってまとめたフトゥバナニ)にソースオーベルジン(ナスが形残らず煮込まれた辛ピーマン玉ねぎトマトヤシ油煮魚入りのほんのりビターなソース)やオクラ入りソース(スンバラーの味噌風味がするヤシ油煮魚オクラとろとろ入りスープ)を添えて/アビジャンの食堂
夕食 :玉ねぎスライスとレバーソテーとトマトが乗ったうっすらオイスターソース(マギーアロマ)風味のするスパゲティ/アビジャンのレストラン
宿泊 :オテルルスクセHotel le succes
旅情報
1セーファーフラン=0.25円
*アビジャンで取るガーナビザ
アビジャンのドゥープラトー地区にあるガーナ大使館で取得。安宿が多いトレッシュビル地区からは、バス25番→82番と乗り継いで大使館付近で歩く方法もあるが、乗り合いタクシー利用なども現実的で、行き方は様々。所要時間もけっこうかかる。
平日8時半~11時に申請し、受領は翌日の15~16時の間。
48時間トランジットビザ、10000セーファーフラン、
30日シングルビザ(1回入国用、3ヶ月有効)、15000セーファーフラン、
3ヶ月マルチビザ(出入国回数無制限)、35000セーファーフラン。
写真4枚必要、パスポートコピー不要。
同じ申請用紙4枚分に必要事項を書くので、記入だけでもえらく時間がかかる。その上横文字は小文字使用不可だから一層時間がかかる。申請時間ぎりぎりにならないように到着すること。