2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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コモロ>2008年11月19日(Wed)
モヤ→ムレマニ→ムツァムドゥ
:: 旅559日め : 世界旅84ヶ国め : 和人217ヶ国め : あづさ105ヶ国め ::

■アンジュアン島東めぐり
コモロのアンジュアン島の、南のモヤMoyaの町に来ています。朝から数頭のクジラを見ることができ、思わぬホエールウォッチングを楽しみましたよ。

さて、今日はムツァムドゥMtsamuduの町から夜行の船に乗るので、できれば昼すぎにはムツァムドゥに戻っていたい。でも、昨日とは同じ道を戻るのではなく、島の東側を通るミニバスを待つことにしました。

時間はないので下車してのんびり観光などはできませんが、特に途中車が周回していた(客集めです)ドモニDomoniの町が、活気があって素敵でした。そうそう、コモロなので、女性の顔には白い粉がついています。今日はそういった女性を特に多く見られ、このことも、楽しい1つです。

わーいぐるぐるが可愛いよねっ(*^.^*)

マキアージュ

ムツァムドゥには午後2時ごろ着きました。本格的にメディナ(オールドタウン)の中を歩いたり、でも雨が強く降ってきたときは雨宿りをしたりしました。でも夜まではまだまだ時間がありますよね。そこで、和人が町を散歩し、あづさが船会社オフィスの椅子(ふわふわ座面で座りごこちが良い)で待つことにしました。

オフィスの前で「じゃあまたねー」と言って別れた直後、船会社の職員はあづさに「セタニュレ」って言います。

  はあ!? 今日の船はキャンセルですか!?
  おにーさん!? それは笑顔で私に言うことではないですよっ!!

和人はまだ数mしか進んでいなかったので、大声で呼び止め、そして2人でもう一度船会社職員の話を聞きます。何でも船体の故障なのだそうです。「明日の朝にはどうなるか分かるから」と言われ、さらに高級ジャガーで乗りつけてきた船会社社長には「明日出なかったら別会社の船に変えてあげるから」と言われ、今日はやむなくムツァムドゥに宿泊せざるをえなくなりました。

今が19日。実は22日にはマイヨットからケニアのナイロビNairobiに戻らなければならず、船の遅れがさらに続くようだと、私たちはナイロビに戻れなくなります。

島国で、僻地で、移動が阻まれることは本当に恐いことだと、改めて思いました。
本日の旅
行動 :モヤからムツァムドゥへ移動、船キャンセル騒動
朝食 :カキ(ブリンニーみたいなもちもち薄クレープ)、ムハロマッシンザ(甘いバナナスライスを揚げパン生地で包んで揚げたもの)、モアレアピネ(甘くない揚げドーナツ)、カフェ(濃くて美味しいコーヒー)/宿
昼食 :フィ(カツオ煮)、ムボグ(揚げマニオク)/ムツァムドゥの路上ごはん屋
夕食 :ムボグ(焼きマニオク)、マバワ(鶏の手羽焼き)/ムツァムドゥの路上ごはん屋
宿泊 :オテルラパイヨットHotel La Paillote

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旅情報
1ユーロ=167円
1フラン=0.34円

*モヤからムツァムドゥの移動
島の西側を回るルートなら、来るとき2時間半で来れたので同等の時間で到着できると思う。私たちは島の東側を回るルートを選択した。ダイレクトはなく、いったんムレマニまで行き(750フラン、1時間)、乗り換えてムツァムドゥへ行った(1000フラン、2時間)。さらに刻んでドモニの町に立ち寄るのもよいだろう。