2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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シリア>2009年03月21日(Sat)
シャンルウルファ→アクチャカレ→テルアビアド→アレッポ
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■今日からシリアを駆け抜ける
シャンルウルファSanli UrfaからアクチャカレAkcakale国境へは、ミニバスで1時間半で着きました。町には頭に白地に赤い模様の布をかぶせ黒いリングで留める姿をする、典型的な姿のシリア男性がぽつぽつと見られ、「次はいよいよシリアだ!」と、トルコにいながらも旅の進行を実感できました。

まずはトルコ側国境で出国手続きをするのですが、係官にパスポートを預けたら、別の係官がチャイ(紅茶)をごちそうしてくれ、英語ができる係官とは他愛無い会話で盛り上がりました。

さてシリア側国境では、・・・キター早速の荷物検査! つぶさな検査ではないのですが、中を開け、外からも中身の形状をチェックし、どうやら「角張ったもの」を探していることが分かります。これはかなり確信のある推測ですが、彼らは旅行者の荷物から、「イスラエル渡航歴」が分かるものを探しているのです。ガイドブックや日記帳などですね。今回私たちの荷物から係官の目に留まったものといえば、アフリカ言語集(おそらく中にヘブライ語がないかどうかチェックしている)や今までの旅でお世話になった人の連絡先などでした。

■シリアの暖かい家庭で
シリアに無事に入国でき、しばらく歩いてテルアビアドTal Abiadの町に着きました。道行く人に「バスの乗り場に行きたい」と尋ねているうちに、1人の男性、ジェレルおじさんが「うちでお昼を食べていきなさい」と私たちを誘ってくれたのです。

家には、奥さんのエニサさん。そして3歳のルージンちゃん、2歳のシンドラちゃんという超かわいい2人の女の子♪ 居間の床に大きな布を敷き、お皿を何枚も何枚も並べ、シリアでは典型的な朝食という美味しい食事をいただいたのです。

シリアの家庭

更にジェレルおじさんは、私たちをバス乗り場まで送ってくれ、アレッポAleppo行きのミニバスに乗せてくれました。今日は祝日で通常とは違うバス運行(大型バス運休)なので、助かりました。

アレッポに到着したのは夜でしたが、ATMでお金を引き出しに行きがてら、活気ある夜スーク(夜市)を観光しました。アラブのスーク、好きなんです。治安もいいし、物価も安いし、何より楽しみにしていたアレッポに無事到着できたので、明日の観光&お買い物が楽しみです。
本日の旅
行動 :シャンルウルファからアレッポへ移動、トルコ出国、シリア入国、シリア家庭の食体験
朝食 :エクメク(パン)、レモンティー/宿
昼食 :ホブス(アラブの薄パン)、ホンムス(ヒヨコマメとゴマのペースト)、レバン(ヨーグルト)にティブス(ブドウの黒シロップ)をかけたもの、ファラフェル(豆コロッケ)、トマト、イタリアンパセリ、杏シロップ、チーズ、アジ(辛い赤ピーマン)、チョコスプレッド、マーガリン、オリーブ、ベール(薄焼き卵)、シャイ(紅茶)/ジェレルおじさんち
夕食 :ホブス、ファスーリヤ(白豆の薄いトマトスープ)、ショルバ(黄色いポタージュ)、ショルバデジャージ(鶏のゆで汁スープ)、ムハッラ(青唐辛子ときゅうりの塩酢漬け)/アレッポの食堂
宿泊 :アビフィダーウェストAbi Alfaidaa the west

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旅情報
1トルコリラ=56.5円
1シリアポンド=2.11円

*アクチャカレ国境で聞いた話
国境でのシリアビザ取得は可能性が高くないため、事前に大使館でビザを取得するのが望ましいが、それも各地で困難なのが現状です。ただし居住国であればビザは取りやすく、日本人であれば日本のシリア大使館でビザを取るのが最も安全な方法と言えます。
さて、ここから。
もし居住国に大使館がないのなら基本的に国境でビザを取得できることになっています。韓国などがその例です。しかしトルコのアクチャカレ国境でイミグレ係官に聞いた話では、問題ないはずの韓国人が国境でシリアビザが取れずにトルコに帰ってきたとのこと。シリア入国規制が尚更強くなっているのであれば、日本人は一層入国が厳しくなるでしょう。
後日談ですが、ヨルダンで知り合った日本人は、シリア国境で追い返されてきたばかりでした。
ビザは極力事前に取得してからシリアへ向かいましょう。