2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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スーダン>2011年03月12日(Sat)
★ドンゴラ
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■アラブのスーク
スーダンの田舎町、ドンゴラDongolaに来ています。

スーダン

うーん、素晴らしい! 「異国に来た」と思わせる情緒に溢れる町です。

昨日はエジプトからスーダンへ来る船の中で知り合ったおじさんが宿を教えてくれていたので、教わったままに「アルロードホテル」に来てみたら、そこは英語ガイドブックLonely Planetにも乗っている宿でした。宿はスーク(市場)のすぐ近く! すごくいいところにあります。

今日のおでかけはもちろんスークです。広いスークで、何ブロック歩いてもまだまだスークが続く、といった感じ。太陽が強く注ぎ、豊かなナイル河の水があるドンゴラでは、売られている野菜が生き生きしています。私たちはカルカデという「花のお茶」、クエン酸たっぷりの酸っぱさから砂糖を入れて飲むと最高に美味しいお茶を買いました。エジプトでもよく飲まれるカルカデはスーダンが輸出しているもので、カルカデといえばスーダン!という印象があります。

スークをたっぷり歩いて、今度は少しナイル河の方向に歩きました。そうすると一面緑が続く農耕の様子が見られました。「エジプトはナイルの賜」とはヘロドトスの言葉だけれども、ここスーダンだってそう。

何をやっても砂っぽくなるところだけれど、それを、スーダンらしさだと思って楽しむことにしています。部屋にちょっとリュックを置いておくと数時間後には砂がうっすら積もり、観光しているとおでこやほっぺはざらざらしてくるし、洗ったはずの衣類も砂っぽいのだけれど、それがあまり嫌にならない。

それは、スーダンの田舎町が心地よく、スーダンの旅を楽しめているからだと思います。
本日の旅
行動 :ドンゴラ観光
朝食 :なし(朝昼合同)
昼食 :ボルティ(魚フライ)、ガルギール(ラディッシュの葉)、バサル(玉ねぎ)、アエシ(パン)/ドンゴラの食堂
夕食 :ボルティ、ガルギール、バサル、ヨーグルトトマト玉ねぎサラダ、アエシ/ドンゴラの食堂
宿泊 :フンドゥークアルロード Al Load Hotel
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旅情報
1ポンド=30.1円

*スーダンの各町におけるレジストレーション
スーダンに入国すると、大抵は入国地で外国人登録(有料、およそ40USドル)を行うことになるが、スーダンではそれ以外にも、原則としてハルツームを除く各町に宿泊するたびにレジストレーションをしなければならない(無料)。毎度所定のレジストレーションオフィスを探すのに苦労する。時間が惜しい場合はネット情報や情報ノートなどでレジストレーションオフィスを調べるか、外国人がよく来る宿を選んで宿泊すると良い。今回の旅では、ハルツームとワディハルファを除くすべての町でレジストを行った。