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■マンテンガ文化村
朝から雨が降っていました。折角、景色の良いエズルウィニEzulwiniに泊まっていても、雨だとおでかけできません。午前中は宿で過ごしていましたが、昼になると雨があがって陽も射してきたので、ちょっと観光の意欲が戻ってきました。
スワジランド・・・というか、南部アフリカで必ず訪れておきたいと思っていたのが、“Cultural Village(文化村)”です。例えばヨハネスブルグJohannesburg近郊のレセディ文化村、ダーバン近郊のムツバツバ文化村、スワジランドのマンテンガ文化村などは、日本でも知られるところです。
黒人が自分たちの文化を誇れることは、すごいことと思いませんか? だってここは南部アフリカだもの。
さあ今から、その文化を見に行きましょう!
私たちが泊まっているお宿はマンテンガネイチャーリザーブMantenga Nature Reserveへ歩いていけるところにあります。だからお散歩気分で歩いていけます。
入場料を支払い、中に入ると、まずは、スワジ王国の伝統的住居のお出迎え。病気を治すお祈りの場、炊事の場、居住スペースなど、ガイドが1人ついて私たちに説明をしてくれました。半球形の家屋を見ていると、当時の人々の暮らしが偲ばれて、良いものです。
そして、楽しみにしていた、黒人たちの伝統的な踊りが始まりました。踊りのことについて文字で示すのは難しいのですが、響き渡る声、大地が震えそうなほどのダイナミックな足の振り、頭部から足首まで様々なところに施される伝統的な装飾など、本当に目が離せません。踊っている人々歌っている人々の顔は生き生きとして時に真剣で、見ていて本当に心地よいのです。
男性の踊りも、女性の踊りも、歌も楽器も、本当に楽しめました。
踊りが終わったら滝を見に行きましょう。滝までの道を村の人(さきほどまで踊っていた人)に尋ねたとき、踊りが始まる直前にあづさが声をかけていた女性が、あづさにビーズと木の実で作った素敵なネックレスをプレゼントしてくれたのです。その可愛い女性は踊りの最中に和人の手を引き、和人を彼らの踊りに引き込んだりと、大変に私たちに良くしてくれた優しい人でした。
なんか、嬉しいです。人が悪くないどころか、人の良さもめいっぱいの魅力を作るマンテンガ村は、好きなところになりました。
そして私たちは、滝を見たあと歩いて宿に戻り、ワインを飲みながらタンザニア周辺の旅計画を話し合いました。
本日の旅
行動 :マンテンガネイチャーリザーブ訪問
朝食 :チキンと野菜のカレー、Mabele meal(マベレミール、麦の粉をパップ風に炊いたもの)、カモミールティー/宿
昼食 :ハムトチーズのホットサンド、ツナマヨオニオンのホットサンド、ワイン/宿
夕食 :チキンと野菜のカレー、Mabele meal(マベレミール)、フライドポテト、ワイン/宿
宿泊 :リドワラバックパッカーロッジLidwala Backpacker Lodge
旅情報
1ランド=14円
1リランジェニ=14円
*マンテンガネイチャーリザーブ
スワジランドのエズルウィニ(ムババネとマンジニの中間くらいの場所)にある。マンジニやムババネの宿からならツアーも出ているとは思うが、エズルウィニに宿を取れば歩いていける。入場料1人130ランド。これには伝統的住居訪問、踊り、滝鑑賞が含まれる。踊りのみ、滝のみといった支払いは不可。クレジットカード払い可。踊りは毎日11時と15時に催されるとのこと(ガイドブックには月曜日以外の週6日と記載されている。ガイドブック情報が古いのか、私たちが宿で聞いた説明が間違えているのかは分からないので、計画上月曜訪問としている場合は最新の情報を得てください)。