2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
 旅して » 2人の世界旅 »旅日記 » モザンビーク »
 旅して » 旅紀行 »旅日記 » 世界旅» モザンビーク »
モザンビーク>2008年06月19日(Thu)
エズルウィニ→マンジニ→シテキ→ムヒュメニ→マプト
:: 旅406日め : 世界旅67ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ88ヶ国め ::

■スワジランドからモザンビークへ
昨日はマンテンガの文化村を楽しみました。スワジランドは他にも自然景観や保護動物が見られる名所もありますが、今日はもうモザンビークに移動します。今日は木曜日なので、モザンビークの首都マプトMaputoに今日中に到着していれば、明日ビザ申請ができるからです。

エズルウィニEzulwiniからマンジニManzini、シテキSiteki、国境ムヒュメニMhlumeniとミニバスを乗り継いでいきました。

スワジランドとモザンビークの国境ポイントは2ヶ所あり、ムヒュメニ国境は新しく整備された道にあります。新しい道だから移動もすぐだろうと踏んでいたら・・・、シテキからのバスは各乗客を家まで送るのです。この地域は人口密度が低くて家と家が遠く離れているからでしょうか? おかげで、距離に比して時間はかかりましたが、新しい道とは離れた、未舗装のゴツゴツした峠道を通り、スワジランドの伝統的な家屋も見ることができ、なかなかにスワジランドの田舎風景を楽しみました。

国境からは、サルソーおじさんという人がマプトまで車に乗せてくれることになりました。1台いたバス運転手に1人60ランドでマプトまで行くと誘われていましたが、それより安く移動できることになり、ま、ラッキーです(頑張って車を探したら無賃乗車もできたかもしれないけどね)。

サルソーおじさんは、弟が働いているというメルカド(市場)に寄りました。私たちにとっては観光ポイントに連れて行ってもらえたことになるのでこれもラッキーなこと。さすがは漁業の盛んな国モザンビークだけあって、メルカドにはピカピカ光るお魚がたくさん陳列されていました。

中央市場

■ジンバブエの近況
サルソーおじさんが弟に、「日本人の旅行者を乗せてあげているんだ」と説明しました。そうしたらその弟は、「Nice to meet you」(こんにちは)の挨拶のあとに、「ジンバブエに行くならあとにしなさい」と、突然の忠告。

ジンバブエは今、混乱の真っ只中です。大きな選挙が6月27日(来週)にあり、不満をもつ国民も増え、闘争が尽きないとも聞きます。もともと近年のインフレ(ーション)が甚だしい国なのに、そのインフレは、今だ尚衰えず、国民の暮らしも、国自体も崩壊寸前とまで言わる状況です。
(※インフレ(ーション):通貨の価値が下がり、物価がどんどん上がる現象)

私たちは、ビクトリアフォールズ、グレートジンバブエ遺跡、カミ遺跡という素晴らしい観光財産をもつジンバブエには是非訪れたいと思っていますが、ここから先は、渡航の可否、渡航の時期を決めていくためにも、今まで以上に国際ニュースに目を通していかなければならないでしょう。

マプトでチェックインした宿が、よい感じではないので、できれば明日は、ビザが即日受領となることを祈るばかりです。
本日の旅
行動 :エズルウィニからマプトへ移動、スワジランド出国、モザンビーク入国、マプト観光
朝食 :Mabele meal(マベレミール、麦の粉をパップ風に炊いたもの)、にんじんのツナオイルソテー、カフェオレ/宿
昼食 :ハムとチーズのホットサンド、紅茶/サルソーおじさんの車の中、宿
夕食 :Javulane(ジャブラン、麦の粉をパップ風に炊いたもの)、にんじんと玉ねぎのチャカラカ(チリスパイス煮)、ワイン、ルイボスティー/宿
宿泊 :ファティマズプレイスFatima's Place

関連ページ
行程 行程  お金 お金  写真 写真  お宿 お宿  ご飯 ご飯  ≫2人の世界旅トップ

旅情報
1南アフリカランド=14円
1スワジランドリランジェニ=14円
1モザンビークメティカル(メティカシュ)=4.6円

*スワジランドとモザンビークの国境
現在開いているのは、ロマハシャ国境とムヒュメニ国境の2ヶ所。後者のほうが新しい道で、距離が短い。
ムヒュメニ国境を通るマンジニからマプト直行のミニバスが1人60ランド(別途+荷物代)。私たちは刻んで行ったので、マンジニ→シテキが大型バス16ランド、シテキ→ムヒュメニがミニバス8ランド、国境からマプトの宿まで自家用車50ランドだった(国境からの公共交通機関はない)。

なお、モザンビーク入国には、国境でもビザが取れるが、ムババネの大使館で取ったほうが安い(国境発給のほうが大使館即日発給の2倍近くする)。