2人の世界旅 日々の記録

■船旅スタート
いよいよ今日からクルーズ船の旅が始まります！

１４時ごろ、船会社の送迎車によるピックアップ。一昨日泊まった宿から同じピックアップに乗る夫妻は英国紳士淑女風で、「セントヘレナクルーズに乗る人たちは品が違うわぁ」とうっとり。私たちはバックパッカーなもので、そこそこ清楚な服も持ってはいるものの、スーツケースにパリっとしたネクタイ姿で赴く西洋人には、適いません。

港には、３０分もかからず、すぐ着きました。今までメールでお世話になった、船会社職員のスザンヌと出会い、お礼を言うこともできました。スザンヌとは、和人は見積もりをもらう段階で１回、あづさは支払いの段階で１回しか会っていませんが、船寄港地の変更に伴い頻繁なメールのやり取りがあったのです。

しばらくは、船内や港内をうろうろし、１６時前に全員が乗船となりました。今日は少し風が出ていて、出航後も、揺れて気持ち悪い・・・カナ？　まだ微妙な状態です。

クルーズ船お決まりのライフジャケット講習会で、乗客全員のお顔を拝見することができました。人数はざっと５０人ってところかしら？　もともと１００人でのクルーズだったのに、寄港地がナミビアからケープタウンに変更になり、日程も変動したことで、キャンセルした人が多かったのでしょう。日本人に良く似た顔立ちの女性が１人いましたが、彼女は（おそらく中国系の）南アフリカ人ということも分かりました。

まあ、なかなか日本人が行くところではないので、そんなもんでしょう。

ところであづさがこの船で楽しみにしていた１つに、「アフタヌーンティー」があります。英国の船ですから、英国式に、毎日アフタヌーンティーが供されるのです。英国式アフタヌーンティーは、ミルクティーに、甘いものと甘くないものをいただくものです。今日から早速アフタヌーンティーが出されるので、サンラウンジ（海が見えるデッキに近いところにある、眺望のよいラウンジ）ヘと行きました。サンドイッチやパウンドケーキを数種類と、カフェオレとミルクティーをいただき、早速気分が良くなってしまいます（*^-^*）

そうそう、この船は洗濯機と乾燥機が無料で使えます。普段の旅では衣類はほぼ手洗いですから、この手間いらずのサービスは嬉しいなぁ♪　最近、私たちには珍しく洗濯物をためてしまっていたのも、どうせなら洗濯機できれいに洗おうと思っていたからです。

１９：３０から晩餐です。メインダイニングスペースには生花が生けられ、雰囲気もばっちり！　ドレスコードも厳格でなく、むしろそれによって食事が大いに楽しめる感じでした。



前菜、スープ、メイン、デザートを、メニューリストから好きなものを選べます。大好物のスモークサーモンやレバーパテから始まり、最後まで豪華な食事をいただきました。

・・・本当は、「豪華な食事を楽しみました」って書きたいところなんだけど、船の揺れで、食事が思うように入りません。

「揺れ」といっても、多分傾斜は１０°にも達しないほど些細なものなので、早くこの揺れにも慣れたいな。