2人の世界旅 日々の記録

■ロングトレッキングへ
セントヘレナに着いてから３日間、私たちは毎日一緒にハイキングへ出かけていましたが、今日は別行動しようということになりました。あづさはそろそろ、この素敵一軒家の「おうち滞在」に浸りたくなってきています。うふふ、昨日買った鶏肉を、下ごしらえから丁寧に調理したいし、３日間のハイキングでたまった洗濯物も、きれいにしたい、そんな気分です。

それは和人にも良いことで、今日は自分のペースで自分の思うだけの時間を歩くことができるわけですから、これまた好都合です。だから、たまにはそういう日があってもいいなと思ったのです。

朝から和人の分のお弁当を作りました。小麦粉を持って旅をするのは、今回のセントヘレナ訪問が初めてですから、今なら、あづさの得意料理、美味しい鶏のから揚げを作ることができます♪　イースト菌を上手に発酵させて、美味しいナン（インド風薄焼きパン）もいっぱい焼きました。最初ケープタウンCape Townで「小麦粉１ｋｇ買って使いきれるかなぁ」なんて言っていたのに、実は昨日、追加で１ｋｇ購入しているほど、十何ヶ月ぶりとなる小麦粉料理にはまっています。

「午後５時か６時くらいまでには帰ってくるね」と出発する和人に、忘れずにお弁当を持ってもらって、「行ってらっしゃーい」ってお見送りする様子は、なんだか新婚家庭のよう？

この宿は、新しい家具が必要十分備えられている一軒家です。使い勝手はいいのだけれど、まだまだ使い慣れない・・・そんな感覚が、ホント、新婚家庭のような感覚そのもので、キッチンに試行錯誤しながら立つのも、楽しいのです。

さて、和人がトレッキングに出たあとは、キッチンの後片付けに、家の掃除。家の周りも掃除しました。ベッドメイク、初めて使う洗濯機でお洗濯、そうそう、夕食のチキンの下ごしらえも済ませました。

午後はパソコン（自分の）を開いていたら・・・あれれ？　３時半には和人が帰ってきましたよ。

「早かったねー」とあづさはお出迎え。話を聞くと、島の南の海岸まで実に長い距離を歩いてみたものの、思った以上に民家が少なく、ヒッチハイクできそうな車も滅多に通らない道であったため、早く戻らないと夜遅くなってしまうと急いでいたのだそうです。

でも幸い、帰りはヒッチハイクに成功し、その結果早く宿に戻れたのです。

さて、折角午後の時間を一緒にいるのだからと、お掃除したてのテラスにワインを運んで、今日もアフタヌーンワインを楽しむことにしました。

あづさは今でも、今日こうして和人が自分のペースで歩く機会が持てたことを、本当に良いことと思っています。

サンディベイはこの島の観光見所の１つ。
写真を見て、青い海に、なんだかあづさまで嬉しくなりました。きれいなところね！