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■お正月三が日
お正月三が日の、今日が3日めです。朝から宿は断水していて、何かと不便です。
水も出ない宿にいても仕方ないので、食事兼街歩きで外に出ました。明日、燐国ジブチへ向けて移動を開始するので、ソマリアでゆったりできるのも今日が最後です。なんだか寂しいな。
庶民の食堂に入って思ったこと。アフリカでもヨーロッパでも日本でも、よく食卓に塩をはじめとする調味料が置いてありますよね。でもソマリ人の食卓には、それがありません。極薄味の豆料理を注文したときに塩が出てくることがありますが、それだけなのです。
多分、理由は簡単です。ソマリアのごはんは美味しいのです。味付けもバッチリ! しかも西アフリカに蔓延している固形コンソメを活用した味ではありません。ソマリア人が主に食べる肉はラクダ肉なのですが、ラクダ肉から出る旨味は抜群だし、カルダモンやシナモンをほのかに料理に使うのも上手、トマトや玉ねぎやじゃがいもから味を引き出すのが本当に本当に上手。日本に帰ってからも、この味に近づけるように頑張りたいなと思いました。だからあづさのメモ紙には、ハルゲイサ滞在の間は、味の覚え書きがいっぱいです^^
写真は、紛争地としてのソマリアのイメージに近い、弾痕(と思われる穴)がたくさん残る廃墟です。ハルゲイサHargeisa市内でもこういった建物を見かけることができます。
さあ、明日は1月4日です。お正月を平和にゆっくりと過ごせたし、明日からは気持ちを入れ替え、次なる国ジブチへ向けて、心機一転頑張ろうと思います。
本日の旅
行動 :ハルゲイサ観光、お正月三が日
朝食 :(朝昼兼用で食べた)
昼食 :バリース(カルダモンやシナモンをほんのり炊き込んだリゾット風ごはん)、バスト(ひき肉トマトソーススパゲティー)、スーゴ(じゃがいも入り肉どろどろソース)、イリップゲル(ラクダ肉の骨付きステーキ)、ホダラ(サラダ)、マラック(肉のゆで汁スープ)/ハルゲイサの食堂
夕食 :カルーン(マグロの紙ステーキ)、ステーキ(ラクダ肉の旨みいっぱい紙ステーキ)、フライドポテト、ホダラ(トマト玉ねぎレタスゆでにんじんのサラダ)、ローリ(バゲットパン)、マラック(肉のゆで汁スープ)、バスト(あらびき肉辛ピーマン玉ねぎトマト油のスパゲティー)、シャアディス(ミルクティー)/ハルゲイサの食堂
宿泊 :カウニーンレストハウスKawniin Resthouse
旅情報
1シリング=0.0164円
*小さなソマリ語
ソマリ人は、ソマリア以外にも分布している。エチオピア東部ジジガや、ジブチなどでソマリ語が一般的に話されている(ジブチは人口の半分以上がソマリ人である)。小さなソマリ語を是非活用しよう。
Hello --- エスカワラン、スカオラマ
Thank you --- マハドサニッド、オンマッスンタイ
Good! --- ワーフィア
How much? --- エムサ?
See you again --- イスアラキドンベー
この名前は何ですか? --- マガアア
水 --- ビヨ
1-コウ、2-ラバ、3-サダァ、4-アフル、5-シャン、6-レヘ、7-トドバ、8-シディードゥ、9-サガール、10-トバン、11-コウビエートバン、12-ラビエートバン、13-サディエートバン、14-アフレートバン、15-シャンエートバン、16-レヘートバン、17-トドビエートバン、18-シディエートバン、19-サガリトバン、20-ラバータン、21以降は1桁めに続いて2桁めをつなげる(例:25はシャンラバータン)、30-サッダム、40-アファルダム、50-フキートン、60-レヘレン、70-トドバータン、80-シディエータン、90-サガーシャン、100-ボコル、500-シャンボコル、1000-クヌ、2000-ラバクヌ、10000-トバンクヌ