:: 旅506日め : 世界旅77ヶ国め : 和人215ヶ国め : あづさ98ヶ国め ::
■アフリカの服、できあがりです
タンザニアのモシMoshiの町は、一息ついて滞在するにはとっても良いところです。治安も良さそうで、物価も安くて、食堂のご飯も美味しくて、何よりアフリカ最高峰キリマンジャロ山の、絵ハガキに登場するような眺望が素敵です。
モシにいる間には、キリマンジャロ山の裾野の村歩きなどもしておきたいけれど、今日は昨日依頼したアフリカ服のでき上がり日なので、おでかけはやめておきましょう。
11時に出来ると言われていたものの、一生に一度の記念になるでしょうから、縫製作業も見ておきたいと、あづさは朝10時にテーラーのおじさんのところに行きました。今日は忙しいのか、奥さんも来ていました。そのおばさんがあづさの服を縫い始めたのですが、・・・あれれ? 今から縫い始めるの? 1時間で出来るのかなぁ(プロだからできるのかもなぁ←心の声)、うーん、まぁ横でしばらく見ておこうっと。
縫製は大変に丁寧かつスピーディー。ただ木綿の布を縫い合わせるだけかと思ったら、裏地をつけファスナーをつけ、かがり縫いもしています。しつけ縫いもせずマチ針も使わず、身ごろを合わせた瞬間から縫い上げていく、そのスピードには感動しました。
結局出来上がった午後3時を過ぎてしまったのですが、それでも、自分が好きなデザインの、自分の丈に合ったアフリカ服はとってもとっても嬉しい。なんたってアフリカを旅したくて今この地にいるのだから。
昨日の日記で、アフリカの庶民に広く広まる衣装であることを記載しましたが、良い縫製かつ頭を巻く布も同じ柄で作られているものは、どんな場でも正装として使えるものです。今回出来上がった服も、正装としてきちんと使えるものです。
宿に帰ったらもう夕方4時近くになっていて、和人と話しているうちに、「11時って、夕方5時のことだったんじゃない?」と思うようになりました。スワヒリ時間では朝6時を0時とするのです。
昨日、通訳になってくれた金物屋の主人には、「11時とは正午前の11時」と確認したのですけどね、まあいいや、わはは(^^;;
本日の旅
行動 :アフリカ衣装出来上がり、モシ観光
朝食 :トースト、ジャム、スイカ、オレンジ、コーヒー、紅茶、ミルク/宿
昼食 :ワリ(ごはん)、ニャマ(肉シチュー)、キャベツにんじんソテー/モシの食堂、ヤギ肉の焼き肉、ウガリ(とうもろこし粉を炊いたもの)、ビール/モシのバー
夕食 :ベジタブルカレー、ビーフシチュー、ライス、にんじんとインゲンのソテー、ビール、パイナップルソーダ/宿
宿泊 :コーヒートゥリーホテルCoffee Tree Hotel
旅情報
1シリング=0.093円
*モシで仕立てるアフリカ衣装
今回オーダーしたのは、アフリカで庶民にも一般的な木綿生地を使ったツーピース型衣装+頭部巻き布。布(マティロという)は、ツーピースだけで4m必要で(デザインによる)、4m5000シリング。テーラー料は15000シリング(ここに裏地生地代やファスナー、バイアステープといった小物代も含まれる)。オーダーは当然採寸から始めてくれ、デザインのリクエストにも応じてくれるので、自分の丈と好みに合った衣装が作れる。交渉次第だが、1日あれば作ってもらえるので短期滞在でも問題ない。アフリカ正装にも使える衣装が、20000シリング(約1800円)で作れるのは、お得だと思う。