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■キリマンジャロふもと歩き
モシMoshiに滞在して3泊はしたかな? そろそろここを出たい頃ではありますが、どうしてもしておきたいのがキリマンジャロ山のふもと歩きです。5000m級の山の本格的な登山は無理でも、低いところをハイキングするだけでも、キリマンジャロ山の楽しみを味わえそうな気がして。
曇天ですが雨は降っていないので、今日はおでかけに踏み切りました。
今日行くところはウルノースUru northです。この名前は、宿のレセプション前に張ってある「半日コーヒーツアー」の募集パンフレットで知りました。そのツアーではコーヒー農園体験をウルノースでするのだそうです。
ミニバスに乗って終点へ。キリマンジャロ山の麓、ウルノース区域のうち、ティンビリーニTimbirini村というところに着きました。そして、さらに山に向けてハイキング開始!
てくてく歩くと、少しずつコーヒーの木が増えていくように思いました。もっと歩くとぷっくり赤いコーヒーの実がいっぱい生っているところに着きました。
コーヒーの実って、きれい。
近くの民家では、おにーさんおねーさんが庭で洗濯をしていました。「コーヒーを見ているのかい」と尋ねられたので、「はい」と答えたあと、あづさは「この赤いコーヒーの実がコーヒーになる過程を知りたいです」と、尋ねてみました。
えへへ、言ってみるものですね。回答は「じゃあ家の中においで、見せてあげる」というとても優しいものでした。
コーヒーの実からコーヒー豆を作る過程を、レクチャーしてもらうの図。あづさはモシで作ったばかりの、オーダーメイドのアフリカ服を着ています。
ここムスニ村を出たら、また歩いてティンビリーニへ戻りましょう。でも帰り道の途中、ローカルビールを出す酒屋を見つけ、入ってみました。驚くことにそのビールはバナナから作ったビールです! ・・・アフリカでバナナビールが存在することは知っていました。例えばルワンダの旅行会社ではバナナビール作り体験ツアーなどを出しているのです。
それでも私たちはバナナビールを飲むのは初めて! 味は麦を発酵させた、アフリカでよくあるローカルビールの味がします。甘味はなく、ドライな味わいがしました。
今日の一日。キリマンジャロのふもと村を歩きながらコーヒー体験。そしてローカルビール。まるで、セルフメイドの「キリマンジャロコーヒー&ローカルビールツアー」の体験ができたと思いました。
ちなみに宿主催の半日コーヒーツアーは2人でおよそ5000円。
今日の私たちの体験は、片道70円程度のミニバス代とビール特大容器で20円(^^*
本日の旅
行動 :キリマンジャロふもと村観光
朝食 :パン、コーヒー、ジャム、スイカ/宿
昼食 :Ndizi(ンディジ、揚げバナナ)、チップス(フライドポテト)、ミシカキ(肉の串焼き)/ティンビリーニの食堂
夕食 :モツ入りバナナシチュー、ポークグリル、ムチーチャ(大根の葉のような青菜ソテー)、チップス、ライス、ビーフシチュー、ウガリ(とうもろこし粉を炊いたもの)、シチュー、ビール/宿
宿泊 :コーヒートゥリーホテルCoffee Tree Hotel
旅情報
1シリング=0.093円
*ティンビリーニへの行き方
モシ市内ミニバス乗り場から、UruまたはUru-north行きミニバスに乗る。行き先をティンビリーニと確認すると良い。片道30分強、1人700シリング。