2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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中国>2007年05月17日(Thu)
ウルムチ行き寝台列車→トルファン
:: 旅7日め : 世界旅1ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ23ヶ国め ::

■シルクロード都市、トルファン到着!
よく寝た! 朝食を列車内で食べたあと、朝9時前にトルファンTurpan駅に降りました。実はトルファンの街は駅から50km以上離れたところにあります。私たちはタクシーやミニバスの呼び込みを振り払い、駅前から公共バスに乗ってトルファンの街の長距離バスターミナルへ移動しました。今日の宿は、バスターミナルから大通りに出てすぐ、そしてバザールの斜め向かいという好立地にあるホテルにしました。

荷物を置いたら街を歩きましょう。トルファンは葡萄(ブドウ)で有名なシルクロード都市で、街の中心部には、延々と続く葡萄棚が続いていました。規模も見事で、美しかったです。

■ウイグルの美味しい食事
ここは新疆(しんきょう、シンチャン)ウイグルUygur自治区。もう漢民族の文化圏ではなく、イスラム教徒のトルコ系ウイグル人の地で、人々の顔立ち、服、独特の言葉(ウイグル語)・・・街を歩いていても中国らしさよりももっとオクシデンタル(西方の意)な雰囲気でいっぱいです。

バザールに入りました。どこの国に行っても、マーケットの類は活気いっぱいで大好き。釜の内壁にサモサ(具入り薄生地パン)をペタッと貼り付けてカリッと焼いているのを見て早速1つ購入しました。

もうお昼どきです。あづさがどうしても新疆ウイグル自治区で食べたかった「拌面(バンミェン、日本では何故かラグメンという名前でも広まっている)」を食べることにしました。注文後、あづさは店先の厨房で、作り方や調味料の分量をメモするのにつきっきりでした。美味しい食事だからこそ、日本に帰ってからも再現したいという思いは誰よりも強く、またそれが旅の目的の1つとなっているからです。

食事のときに感動したのは、テーブルで供された「ナツメ茶」でした。ヤカンの中にはナツメがごろごろしていて、出てくるお茶はうっすら香ばしくて美味しいのです。

■これぞトルファン
いったんホテルに戻って、3日ぶりのシャワーを浴びました。トルファンは5月の時期でも気温が40℃に達するので、本当に暑いのです。きれいさっぱりになったら、サンダルに履き替えて、再びトルファン散歩に出かけました。

まず両替をし、そして歩いて15分くらいのところにあるモスクを観光しました。お祈りをするおじさんの横であづさも祈りを捧げました。帰りは民家街を歩きました。ポプラ並木にロバ車が走り、面立ち美しいウイグル人が闊歩する・・・これぞトルファン!といったポプラ並木の風景は、涙を誘う美しさでした。

ポプラ並木

民家の路地を歩いていると子供たちがボール遊びをしているので、一緒にサッカーして遊んだり、路商でみかけた木の実が実際に木に生って(なって)いるのを見かけて見つめていると、おばさんがもいでくれて「はいこれお食べ」とばかりに差し出してくれます。この実は「ジュジェン(ジュジャン)」と言い、甘さが上品で、本当に美味しかった! おばさんが次から次へともいでくれるので、私たちは歩く足を止め、次から次へと、トルファンの暑い気温が作った甘い木の実を食べていました。

シルクロード中継都市として栄えてきたトルファン。市街地から少し離れて人々の生活を垣間見ると、これぞトルファン! を実感できる素晴らしい光景に入り込めます。

A「いいねー」
K「でっしょー」

こんな会話に幸せになりながら、私たちはホテル方面へ戻り、途中バザールでナツメ(宿でお茶を煮出す用)と日用品を買い、和人の散髪をしてもらい、ビール大瓶を買って部屋に戻りました。

北京でカザフスタンビザが取れないことから急遽予定を変更して訪れたトルファン、でもそのトルファンが素晴らしく、新婚旅行かつ大きな世界旅が順調に切り出せていることとに、乾杯しました。
本日の旅
行動 :トルファン到着、市内観光、明日のツアー探し、
朝食 :饅頭(中国の饅頭は具なし皮のみ)、小豆がゆ、にんにくと芽ときゅうりザーサイピリ辛炒め、キャベツとザーサイの浅漬け、にんじん大根セロリのあっさり炒め/ウルムチ行き寝台列車車内販売
昼食 :サモサ、拌面(バンミェンもちもちうどんのトマトインゲンシシトウ羊肉炒め乗せ)
夕食 :異面(リャンメン、ラーメンの面と葛切り風面の2種類の面に酢醤油味のスープとラー油が絡んだもの)、ケバブ(羊肉、レバー)
宿泊 :東方酒店

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旅情報
1元=16.0円

*トルファンの駅に着いたら、「大河沿(ダーヤハン、駅の意味)-吐魯番(トルファン、街の意味)」と書いてあるバスに乗ると良い。1人7.5元でトルファン中心部まで行ける。

*バザールで1元コインを出したら受け付けてもらえなかった。認知度が低いのかも?1元札はOK。

*トルファン1日ツアーを探すが、「街中旅行会社」はほとんどない。大きなホテルフロントで相談するか、呼び込みしている人と交渉する。私たちは両方で値段を検討して後者でタクシーチャーターに決定。

*ネット(吐魯番賓館、トルファンピンカン):10元/h、日本語読み書きUSB全部OK。

*ウイグル時間(新疆時間)について
北京よりも西方にあるこのあたりでは、例えば北京が夜8時で真っ暗でも、まだ夕方6時くらいの明るさ。なので、標準時よりも2時間差し引いて生活している。時間の約束事をするときは、「それは北京時間?ウイグル時間?」と必ず確認することと、街で時計を見かけるときもどちらの時刻をさしているのか注意が必要。
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