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■広州最終日
「うわ~!すごい!」
今日の素晴らしい朝の光景。広大な間。扉をくぐり、これが目に入った瞬間の、心地良い人々のざわめきが耳に入った瞬間の、感激の嵐。どう表現したらよいのだろう!この感激!
人々が集う「早茶(ザオチャ)」、またの名を「飲茶(インチャ)」。日本語では香港式に「ヤムチャ」と呼ばれます。ここは観光ガイドブックなどには(恐らく)絶対載らないであろう、真の、庶民の飲茶の場です。広州、飲茶の本場、これぞ本物です。岡田さん素敵すぎます。私たちのツボを押さえています!!
点心(ディエンシン)という小皿料理の数々が用意されており、お腹にたまる麺類も多数用意されていて、何より来ている皆が、本当に楽しそうに食事と会話を楽しんでいるのがいい。お酒で盛り上がるのではなくて、お茶で和気藹々となる日曜日の朝。最高です。何でも、朝6時とかいう早朝から家族人数分の席を取りにくるおじいちゃんもよくいるとのことです。
飲茶は、中国大陸の中では広州で最も発達している文化。しかも他の観光客がおそらくいない、最高の場所で味わえて、これほど嬉しいことはありません。是非本場で食してみたいと思っていた「虾饺(シャージャオ)」も、予想を遥かに超えた美味しさでした。
毎日素晴らしい体験と思い出を築いている広州滞在ですが、寂しいけれども、明日ここを離れる予定です。最後の散策にと、広州の繁華街を見に行くことにしました。「体育中心」という場所です。夕暮れの、若い人で賑わう繁華街を2人で散策し、赤い空を見ては楽しかった広州滞在の日々を偲ぶのでした。
本日の旅
行動 :広州観光
朝食 :白云凤爪(パイユンフンジャオ、鶏の足の白い酢漬け)、凤爪(フンジャオ、鶏の足の醤油煮)、牛腩拉面(ニウナンラーメン、やわらか牛肉乗せ白小麦麺ラーメン)、叉烧包(チャーシャオバオ、角煮のようなチャーシュー入り肉まん)、虾饺(シャージャオ、半透明皮の蒸し蝦餃子 萝卜糕(ルオポーガオ、大根もち)、鱼片粥(ユーピェンジョ、魚肉入りお粥)、粉果(フングオ、茎野菜とひき肉のとろみ入り半透明皮の蒸し餃子)、排骨(パイグー、豚骨付きあばら肉の白い煮物)/広州のレストラン
昼食 :なし(お腹がいっぱい)
夕食 :白饭(バイファン、ごはん)、蜜汁叉烧饭(ミージーチャーシャオファン、チャーシュー丼)、清补凉炖龙骨(チンブーリャンドゥンロングー、豚骨付きあばら肉と漢方の壷煮込み汁)/広州の食堂
宿泊 :岡田さん宅
旅情報
1元=13円
*中国の簡体字を簡単に得る
例えば「虾饺」という文字。多くの日本人が日本で購入する日本語使用のPCで打ち込むのは難しいですね。日本の文字は「エビギョウザ」から変換すると「蝦餃」は得られますが、簡体字への変換は多分できません。私が使っているのは「百度」のサイト。中国のグーグルみたいなものです。ここに「蝦餃」と日本で使われる文字を入力すると、「虾饺」と自動的に簡体変換された検索結果が表示されますので、あとはその文字をコピーし他のアプリケーションでペーストできます。
http://baidu.com/
「虾」と「蝦」のような対応一覧表は、例えばこちら。
http://dokochina.com/sim2tra.htm