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■中国を見て、食べて、駆ける!-4/15[現在地:安徽省]
安徽省に来たからには・・・・
15日のノービザ期間でいかに日数が足りなくても・・・
「安徽料理」たる名菜を食べる回数が減るとしても・・・
口があんぐりあくくらいに入場料が高くても・・・
やっぱり、「黄山」、登りたいっ(^▽^)(^▽^)
いやー悩みますよ。1人230元!!という中国国内でも最大級の入場料とは如何な物か。
それでも、中国の観光の醍醐味の1つには「水墨画のような風景のそそり立つ山」というイメージがあり、黄山は世界的にその美しさで知られる名峰。もちろん、ここまで来て黄山を外す訳にはいかない。古代から「黄山を見ずして山を見たと云うなかれ」と称えられた中国一の名山が、すぐそこにあるのですから!!
1日で大満足できるようにと、最初の登りの部分からロープウェイを使いました。山の上の景色の良いところを歩く、その時間を確保したいです。
最初歩いたのは「獅子峰」の方面でした。中国語の地図を買ったとき、「獅子峰を見ずして黄山を見たと云うなかれ」とまで書いてあったので、ここは有名ポイントのようです。黄山は、中国人にも人気の観光地になっているようで、お天気の良い今日は、びっくりするほど人が多いです。
風景が良かったのは、「幻想地区」(西海景区)でした。縦長く伸びる岩盤のキリリと聳え立つ様が、歩けば歩くほど表情を変えていき、ちょっと歩いては「おおー」と風景に感動して写真を撮りたくなるのです。その連続で、今日は本当にたくさんの写真を撮ることができています。
山と谷が織り成す大絶景。綺麗に晴れ渡ったため、新緑が美しく冴え、墨汁で描く山水画の光景にはなりませんでしたが、美しさはどちらも甲乙つけ難い。上り下りが激しくて、歩くのがしんどいときもあるけれど、十分十分に楽しめています。
下りはロープウェイを使わず歩いて降りようと思ったのですが、降り口に向かう途中が通行禁止になっていて、「うそー!こんなに降りてきたのに!?」と落胆しながらもう一度山頂へ歩いて戻ったら、へとへとになっちゃって、登ったところとは違うロープウェイに乗って下山し、バスを乗り継いで黄山に戻りました。
ともあれ怪我もなく無事に素晴らしい山歩きを終えて、大満足です。
明日は筋肉痛になりそうですね。
本日の旅
行動 :黄山日帰り登山
朝食 :クリームパン、レモンティー/バス車内
昼食 :クリームパン、レモン菓子、味つきゆで卵、レモンティー/黄山トレッキング
夕食 :野笋炒肉丝(イエスンチャールースー、戻した干し筍と豚肉その他の醤油炒め)、徽式鱼块(フイスーユカイ、川魚のブツ切りの醤油絡め煮)、酱爆茄子(チャンバオチエズー、なすピーマンの強熱炒め)、米饭(ミーファン、ごはん)、啤酒(ピージウ、ビール)/黄山の食堂
宿泊 :青云旅社(チンユインリュス)
旅情報
1元=13円
*黄山登山にかかる費用(1人あたり)
バス:黄山屯渓→汤口 16元
バス:汤口→云谷 13元
ロープウェイ:登り 80元
ロープウェイ:下り 80元
入場料 230元
ミニバス&バス:松谷→黄山区乗り継ぎ黄山屯渓 40元
私たちの場合、往復交通とロープウェイ上下で、合計日本円で約6000円を1日で遣った(1人あたり)。ロープウェイ代は必須ではなく、自力で登山と下山をすることもできる。