2人の世界旅 日々の記録

■霍尔果斯大騒動
伊宁（伊寧）はとってもいい街！　苦労して見つけた宿もとっても良くて、もう１日でもいいから滞在予定を延長したいところです。しかし、ノービザで中国に滞在できるのは明日までなので、今日のうちに、国境の町霍尔果斯（コルガス）へ移動しておきます。明日は日曜日で国境が開いていないと思われるので、今日のうちに出国することも考えています。

伊宁から霍尔果斯までバスで２時間もかかりませんでした。到着してすぐ、国境オープン時刻を確認しにいきました。そして、知る事実。

　「今日から３日間、国境閉鎖」

話を聞くと、中国が連休に入るため、国境を閉じるのだそうです。
次に国境が開くのは、来週火曜日、私たちの中国ノービザ滞在は１７日目になり、不法滞在となってしまいます。まずは公安（警察）を訪れ、事情を説明。警察本部やイミグレーションオフィス等、私たちをパトカーに乗せて様々な方面を当たってくれたのです。

時間はかかりましたが、「手続きなしで、火曜日まで滞在延長ＯＫ」との許可をいただけ、一件落着です。そして、土・日・月の、「霍尔果斯の３連休」も決定です。

パトカーに乗って連れていってもらった安宿も、１泊３０元！　という安さなのに快適です。国境の小さな町での３連休も、乙なものかもしれませんね。


カザフスタンとの国境のこの町では、いたるところの看板に、中国語文字（漢字）、ウイグル文字（アラブ文字に類する文字）、キリル文字（дやяなどの文字、カザフスタンの公用語の文字）が混在しています。