2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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中国>2011年06月06日(Mon)
霍尔果斯
:: 旅1486日め : 世界旅224ヶ国め : 和人245ヶ国め : あづさ229ヶ国め ::

■霍尔果斯の休日・2
中国の西の果て、国境の小さな町で過ごす3連休。
今日も昨日と同様の過ごし方をしています。

今日は月曜日で、お目当てのウイグル食堂が営業しています。
2人で一緒にごはんを食べて、和人が先に帰ったら、あづさはずっと、食堂の一角で仕込みをしているおばさんたちを見ていました。そうしたら「一緒に作ってみる?」と、おばさんたちが誘ってくれたのです。

料理教室だ!! しかも料理人じきじき!!\(^o^)/

ウイグル料理の1つに「チュチュレ」というものがあります。あづさのこれまでの情報収集によれば、おそらく発祥は中国で、モンゴルによってロシア方面へ運ばれて東欧では「ペリメニ」となり、中央アジアでは「チュチュレ」なり「チュチュワラ」という料理になったもの。もともと中国の餃子は「耳の凍傷の薬」でした。日本の餃子も、あの湾曲具合が、耳をぴったり覆うことができるでしょ? これも中国の餃子(耳当て)に由来する形なのですね。

ウイグル料理の「チュチュレ」は、とっても可愛い形をしています。あづさはウイグル語が話せないので、意思疎通できる会話はほとんどないのですが、おばちゃんの1人がその可愛いチュチュレを持って「ほらこれ!」って感じで耳に当てたんですね。これは、中国で昔、餃子が耳当てだったことの伝承の通り!
(※伝承のほかちゃんとした記録もあります)

中国

「これ(こうやって肉を皮で包む料理)は日本にあるのか」と聞かれました。
あづさは日本の餃子を2つ3つ作りました。「ヤポニヤチュチュレ」(日本のチュチュレだよ)と言って。
みんな興味深々。「ヤポニヤ、ヤポニヤ!」と言ってくれる。喜んでくれたみたい。
こんなちょっとした、ウイグル-日本の交流、互いに文化交換を楽しめるとは嬉しいですね。

さあ、明日は火曜日です。カザフスタンに無事に入れますように!
本日の旅
行動 :旅計画、旅準備
朝食 :なし(朝昼合同)
昼食 过油肉(グイユルー、ピーマン羊肉トマトねぎ赤ピーマンの具大きめトマト炒めを麺にかける)、碎肉(スイルー、过油肉の具を小さくしたもの)/霍尔果斯の食堂
夕食 :グイルチュチュレ(过油肉をゆでワンタンにかけたもの)、グシュナン(小麦粉を練って円形に延ばしたもの2つの間に羊ひき肉を挟んで閉じて円盤状に揚げたもの)、啤酒(ピージウ、ビール)/霍尔果斯の食堂
宿泊 :友谊宾館(ユーイーピングアン)
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*Wikipedia-中国少数民族
http://ja.wikipedia.org/wiki/中国少数民族