:: 旅129日め : 世界旅25ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ46ヶ国め ::
■夜行列車でマインツ到着:8h40m
まだ空が明るくなる前にマインツMainzに到着しました。
駅のファストフード店で朝食を摂り、空が明るくなったらライン河の船乗り場へと向かいます。
■ライン河下り(マインツ→アンデルナッハ):6h55m
ライン河Rheinはヨーロッパ有数の大河です。特にマインツから出る船は“ライン河下り”と呼ばれ、途中に数々の古城を見ることができることから、観光客の人気の的になっています。ユーレイルパスチケットを見せれば無料で乗れるので、私たちも是非中世ドイツの世界を見てみようと、ライン河下りの船に乗りました。
船がゆっくりと出発すると、その景色の良さがとっても気持ちよい。船の一番前の席を取って本当に良かった。中世の町並みも、ブドウ畑も、数々の古城も、見ていて決して飽きることがありません。
下船は午後2~3時ごろになるので、船内では奮発してラインガウRheingauの白ワインをボトルで注文して、ランチタイムも楽しみました。人気のライン河下りなので、人が多くて静かではないけれど、こればかりはまあ仕方ないですよね。
ローレライの崖を右手に通り過ぎる頃、船内にはフルコーラスで「ローレライの歌」が流れてきます。旅情あふれるライン河下りの旅。もともと水上の旅が大好きなこともあって、ドイツでゆったりとした静かなるライン河の上を流れるように旅することができ、本当に良かった。
私たちは、メジャーな下船地コブレンツKoblenzの1つ先で下船しました。そこはアンデルナッハAndernachというところ。観光地化されていない可愛い町並みを歩いて鉄道駅に向かいました。
■アンデルナッハ→ケルン:1h12m
次に向かったのが、ドイツ西部の大都市ケルンKolnです。ここで見ておきたいものは世界遺産ケルンの大聖堂Domです。ケルンの大聖堂は駅前にあるので、今日はこれからデュッセルドルフに向かうこともあり、ケルンの街はほとんど歩いていません(^^ゞ
■ケルン→デュッセルドルフ:24m
デュッセルドルフDusseldorfは日系企業も多く進出していることから、日本でも比較的名前が知られているところと思います。ここを訪れる目的は、デュッセルドルフの友人訪問です。けんさん(仮称)は日系企業の駐在員の方です。
けんさんが、スウェーデン帰りの車(正確にはスウェーデンから帰ってきたドイツの空港からの帰りの車)で私たちをピックアップしてくれました。長旅の途中であることを配慮しれくれ、今夜の晩御飯は美味しい醤油ラーメン&味噌ラーメンとなりました。
デュッセルドルフは人口60万人ほどの都市なのですが、200以上の日系企業があることから、在住日本人は1万人にものぼるそうです。60のうちの1って・・・海外で日本人比率が1.8%って、脅威の数字ですよね。
だから、日本で食べるものとまったく同じ(か、それ以上に美味しい)ラーメン屋や居酒屋なども軒を連ねており、デュッセルドルフの文化を日本抜きでは決して語れないのではないかと思いました。
けんさんの自宅で、お酒を傾けながら旅の話いっぱい。
けんさんも、旅がだーい好きな人なんです。だから話の種は尽きるわけがなく、話をしているとどんどんと時間が経ってしまうほどでした。ほんと、仕事が忙しい合間にも関わらず、私たちを呼んでくれてありがとうございます。
デュッセルドルフは、思い出深い好きな街になりました。
本日の旅
行動 :ユーレイルパス旅5日め、マインツ・アンデルナッハ・ケルン観光、ライン河下り、デュッセルドルフの友人訪問
朝食 :サーモンのバゲットサンド、フランクフルトハンバーガー、キャラメルカフェオレ、バニラカフェオレ/マインツ駅のファストフード店
昼食 :ジャーマンソーセージ、ポテトサラダ、きゅうりトマトレタスサラダ、スパゲティボロネーゼ、ライン河の白ワイン/ライン河下りの船の中
夕食 :Currywurst(クリーブルスト、ドイツの国民的軽食で、焼きソーセージの輪切りに中濃ソースやケチャップをかけ更にカレー粉をかけて食べる)、Hahnchen(ハンシェン、ローストチキンのこと)、フライドポテト/ケルン駅構内のファストフード店、味噌ラーメン、醤油ラーメン、カシスソーダ、アルトビール/デュッセルドルフのラーメン屋、ウィスキー、ノルウェーチーズ、ピクルス/けんさんち
宿泊 :けんさんち
旅情報
1ユーロ=170円
*ライン河下り
私たちが乗った船は、KD German Rhine Line社のもの。ユーレイルパスをもっているとマインツ~ケルン間が無料になる。普通に乗ると片道44.1ユーロ、往復50.1ユーロ。下記サイトで時刻表も確認できる。
http://www.k-d.com