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■観光と船探しの1日
今日はやるべきことがいっぱいあります。朝からMaketi(マケティ、市場)を観光して、ツーリストインフォメーションへ行きました。目的はトンガの離島へ行くための船の運航スケジュールと料金の確認です。しかし参った・・・、ツーリストインフォメーションのおばちゃんは「今電話が話中で数分後にかけなおしてあげるから待っててね」と言ってお茶飲みに行って30分帰ってこないのだから(苦笑) あとでその件をトンガ在住の日本人に話すと「トンガ人らしいですね~」と言ってくれます。ポリネシアン気質の社会では、日本人らしさ -あくせくしすぎ、時間を気にしすぎ、無駄に働きすぎ、等- を出さずに接するほうが良いのかもしれないですね。
今日はさらに大変なことが続きました。
1)ツーリストインフォメーションで、チケットは2社とも港で買うものだと言われた。
2)街中心から3kmも離れた港へ歩いて行ったら、チケットは港では買えないから街で買えと言われた。
3)3km歩いて街に戻って、2社あるうちの片方(民間フェリー)オフィスに問い合わせたら、もう1社(政府フェリー)のチケットは港で買うのだということを知る。
4)しかも船運航スケジュールはツーリストインフォメーションで教えてもらったものと違う。
さて、港から3kmも歩いて街まで戻ってきてしまったので、今更また港へ行って政府の船チケットについて問い合わせる気力はありません。今いるプルパキ(民間フェリー会社)のオフィスで往復チケットを買うと、火曜日(今夜)発、水曜の朝ハアパイHa'apai着、木曜の朝ハアパイ発・・・つまり折角ののどかで素朴であろう離島に1泊しかいられないんですよね。政府フェリーのほうが民間フェリーよりも若干スケジュールが遅いので、行きを民間、帰りを政府フェリーにすれば離島での滞在期間は少し長くなります。だから今は民間フェリーのチケットを片道だけ買っておしまいにしました。あとは現地でなんとかしようと思います。
ついでにオーストラリアハイコミッションに行ってナウルビザの問い合わせもして、またマーケット観光、マーケットで昼食、王の墓を観光・・・暑いけれど頑張りました~。写真はマケティ(市場)の、南国らしい風景です。左奥がマニオケ(キャッサバ芋)、左手前がメイ(パンの実)、右がタロ(タロ芋)。人々の大事な主食です。
一旦Juncoさんの家に戻って、ハアパイに持っていく最小限の荷物だけまとめて、乗船開始予定時刻である夜8時半に港に行きました。電話で予約したタクシーが来るのが遅くてやきもきしていたら、優しい大家さんが車を出してくれて港まで送ってくれました。
ここはトンガですから、「予定が未定」はもう大丈夫。夜8時半の予定が港で1時間半以上待たされて、ずいぶん遅い時間の出航になっても平気ですよ(*^.^*)
日本の中古フェリーの中には布団を敷くスペースがあり、トンガ人おばちゃんたちと一緒に雑魚寝をします。トンガ人はみんな優しくて、おばちゃんたちは枕の半分を分けてくれようとしたり、おいもやチキンを分けてくれるのですね。ごっちゃごっちゃとしたところでも、あづさにはこの場所がトンガ旅行の醍醐味の1つのようで、本当に楽しかったです。
本日の旅
行動 :ヌクアロファ観光、旅準備、ハアパイ行き船に乗る
朝食 :フレンチトースト、紅茶/Juncoさんの家
昼食 :Ika Kelevi(イカケレビ、魚のフライに塩分のないホワイトソースをかけたもの)、マニオケ(ゆでたキャッサバ芋)、Inu(イヌ、レモンジュース)/ヌクアロファのマーケット
夕食 :ヤム(ヤム芋)、モア(素揚げチキン)/フェリーの中
宿泊 :トンガ国内フェリー
旅情報
1ドル=49円
*ヌクアロファからハアパイへの船
ハアパイへ行く船はもともと2艘あったが昨年8月に1つが沈没事故、日本人も亡くなった。その後船がしばらくなかったがこの旅の時点で運行再開済み。「Pulupaki(プルパキ)」と呼ばれる民間運営の船と、「Goverment boat(ガバメントボート)」と呼ばれる政府運営の船。プルパキはおんぼろで雑魚寝可、ガバメントボートはきれいだが座席数以上はチケットを売らない。料金はプルパキ68トンガドル、政府船が77ドル(大人片道)。スケジュールはどちらも週1便だが、予定がよく変わるようでした。政府船のオフィスは港に、プルパキのオフィスは市街地警察署から2ブロック?くらいのところにあります(「プルパキ」って言うと結構みんな知っています)。
なお、私たちは、ハアパイからの帰路は、漁船に乗りました。運行はイレギュラーですが、そういう移動方法もあります。