2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ナイジェリア>2008年02月14日(Thu)
カノ
:: 旅280日め : 世界旅54ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ75ヶ国め ::

■大都市カノ
ここカノKanoは人口400万人を越える、アフリカでも有数の大都市とされる街です。現存する中では西アフリカ最古の街。高層ビル群が並ぶといった景観とは異なり、ムスリム(イスラム教徒)の雰囲気も各所で感じられる、古き良きところ。

今日はカノを観光します。サボンガリSabon Gari地区に泊まっているので、まずはここから歩いてサボンガリマーケットへ行き、次にカノでは見所の1つ、ダイピットDye Pitを見に行きました。ダイは染料、ピットは穴という意味で、訪れてみると、敷地内には本当に多数の穴があり、藍染めのような濃厚な青い染料が入っていました。

敷地のすみっこにベンチがあったので、カメラを出すことなくそこに座って、染物工芸の様子を見ていました。長いこと見ていると、サラダをご馳走してくれたり水をご馳走してくれたりと、昨日に引き続き、優しいナイジェリア人たち。

染物を続けるおじさんが、そのうち「僕の写真を撮っていいんだよ」と言ってくれ、素敵な写真を残せました。いつも思うのですが、真剣に真面目に働く人の姿は、本当に美しいと思うのです。おじさんありがとう!

ダイピット

次に訪れたのは、旧市街Old City。そしてその近くにあるクルミマーケットKurmi Marketです。ムスリム装束の人々がいっぱいで、歩くだけで気持ちの良いところでした。

長いこと歩いてしまいました。カノの街は、本当に大きいのですが、今日はその街のいろいろな側面を見ることが出来て良かった1日です。

そうそう、下欄の夕食の項を見ると、明らかに食べすぎ!です。実は、宿の前の路上ごはん屋で少々の買い物をして宿のレストランで郷土料理を1人分とビールを注文していたのですが、もうちょっと食べるものがあったらいいかなと和人があとの食事分として肉の炭火焼きを買いに行っているうちに、ホテル従業員のおにーさんが宿の前の路上ごはん屋の別メニューをおごってくれ、更にホテルオーナーの夫人が別の郷土料理をどーんとおごってくれ、それを知らずに和人がアツアツの焼肉を下げて帰ってきて・・・、

みんな優しすぎー(^^ゞ
本日の旅
行動 :カノ観光
朝食 :ゆでヤムに肉煮込みソースをかけたもの、スパゲティーに肉煮込みソースをかけたもの/カノの路上ごはん屋
昼食 :サラダ(青菜玉ねぎトマトにピーナッツ&マギー砕きを乗せたもの)/ダイピットの敷地内、トゥオ(白いごはんをついてまとめたもの)にエグシ(瓜の種の中身をミキサーにかけたような白いもろもろや葉っぱのみじん切りが入った辛いスープ)とデゲデゲ(トマトベースの煮込み汁)をかけたもの/カノの路上ごはん屋
夕食 :パウンデッドヤム(Pounded Yam、ゆでヤムイモを臼でついてまとめたもの、セファラとも言う)をちぎってエグシソースにつけて食べる、アディディ(ガファとも言う、とうもろこし粉と水で作ったプルプルゼリーで、赤ピーマン辛ピーマンオニオントマトの甘い絶品ペペソースをつけて食べる)、プランティン(バナナの素揚げ)、肉と玉ねぎの炭火焼き、セモビタ(Semovita、黄色くてやや大粒めのとうもろこし粉をふかしてぎゅぎゅぎゅと成型したもの、口の中でクスクスのようにほぐれる)をちぎってベジタブルソースにつけて食べる、スタービール/宿のレストラン
宿泊 :ホテルニュートレジャーHotel New Treasure

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旅情報
1ナイラ=0.9円

*カノのバイクタクシー
カノは広大な街なので、徒歩だと行ける範囲が限られる。バイクタクシーの場合、市内50ナイラで乗れる(距離に応じて高くもなる)。