2人の世界旅 日々の記録

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ナイジェリア>2008年02月13日(Wed)
前日ザンデー
翌日カノ
ザンデー→ジビヤ→コンゴラム→カノ
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■世界旅54ヶ国め、ナイジェリアへ
本当は、まだまだニジェール南部を東へ移動することも考えていました。ディッファDiffaまで行き、そこからの南下ルートを通ることを真剣に検討していました。一応、ザンデーで数人に聞いた話では問題なく南下できるということだったんだけど、そこが果たして外国人を通してくれるかどうかが最後まで分からず、また、分からないうちに、もう1つのルート案であった、ザンデーZinder→カノKano行きのトランスポートが見つかったので、私たちはカノ行きの乗り合いバスに乗りました。

出発して3時間ほどで、ニジェール側国境のジビヤJibiya村に着きました。ここは出国手続きをする場所です。

ジビヤ村

そして、もうしばらく車が進んだところのコンゴラムKongolam村で、ナイジェリア入国手続きをしました。

そうそう、もし以前の予定通りにベナンのコトヌーCotonouからナイジェリアのラゴスLagosへ向けて移動していたら、悪名高き賄賂要求攻撃に遭い、そして賄賂の支払いは避けられなかったのではないかと思われます(そこを通過した人によると、役人が数名~20名くらいずらりと列を作って座っていて、その全員にお金を渡さないと通過出来ないのだそうです、こわーい)。でもここ、コンゴラム国境では、賄賂は(要求されたものの)払わずに通過させてもらうことができました。

途中車が故障したこともあり、カノ到着は日が暮れてからになってしまいました。

■ナイジェリア人の優しさ
ターミナルで教えてもらった宿へ行き、チェックインを済ませたら、宿の前に出ている路上ごはん屋ですいたお腹を満たすことにしました。

ところで“その土地の食”マニア(笑)を目指すあづさにとって、常に大きな難関となるのが、“入国したての食事”です。入国したての時点では現地のローカル語をまだ知らないので、「この名前は何ですか?」と現地語で尋ねるのが基本的に不可能なのです。それなのに新しい国に入ると、必ずといっていいほど新しい食に出会ってしまい、嬉しい困りもの。

路上ごはん屋で同様に食事を購入しているおじさんにその名前を教えてもらおうとしました。そうしたらね、おじさんが、名前を教えてくれると共に、少しのものだけれどと食をプレゼントしてくれるんです。また、それをアツアツのうちに食べようとしていたら、今度はさっきチェックインのときにお話していたフロントのおねーさんが、別の食を私たちにプレゼントしてくれるんです。

宿のスタッフたち、通りがかりの人、ごはん屋のおばちゃん。みんなと一緒にいると、笑い声がいっぱいで、なんだかナイジェリアがとっても好印象になりました。みんなが優しくて、大好きです。
本日の旅
行動 :ザンデーからカノへ移動、ニジェールからナイジェリアへ移動
朝食 :オニオンオムレツにトマトグリーンピースマヨネーズサラダを乗せたもの、バゲット、カフェオレ/宿
昼食 :クスクス、ごはん、鶏のあばら肉入りスパイシートマト煮込みがけ/ザンデーのバスターミナル
夕食 :パン、甘い紅茶/道中車が故障したところ、ガファ(アディディとも言う、とうもろこし粉と水で作ったプルプルゼリーで、赤ピーマン辛ピーマンオニオントマトの甘い絶品ペペソースをつけて食べる)、ホーセ(ビーンズコロッケ、豆のすりつぶしとおそらく小麦粉などで少し辛い揚げパン状のものを作る)、揚げヤムイモ、スタービール/宿
宿泊 :ホテルニュートレジャーHotel New Treasure

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旅情報
1セーファーフラン=0.25円
1ナイジェリアナイラ=0.9円

*ザンデーからカノへの移動
ザンデー中心部(Hotel de Ville近く)にあるバスターミナル(ガールルティエール)から頻発している。3000セーファーフラン、所要6時間。英語ガイドブックLonely Planetには所要3時間半と書いてあるが、ザンデー出発から国境までトラブルなしで3時間かかり、出入国手続きをし(両方+国境間移動で1時間かかった)、更に国境から故障時間を差し引いても2時間以上かかっているので、3時間半は厳しいのではないかと思われる。
前日ザンデー
翌日カノ