2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ニジェール>2008年02月11日(Mon)
前日ザンデー
翌日ザンデー
ザンデー
:: 旅277日め : 世界旅53ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ74ヶ国め ::

■ザンデーの休日
この宿は、ザンデーでは古くから旅行者に使われている宿です。最近はアルジェリアからのサハラ越えが困難になったことにより、またニジェール自体の情勢不安より、今はザンデー自体に旅行者が少ないのでしょう。町を歩いても見る外人はボランティアの人だけ、そしてこの宿にも旅行者はいません。でもそのほうが、好きかもしれません。人が少ない分ゆったりとした、私たちにとっては大変に居心地の良い宿となっています。

昼間、洗濯をしました。

普段、旅の洗濯といえば、移動や観光が終わった夜ばかり。シャワーを浴びたときに脱いだ衣類を洗うのが定番となっていましたが、それだとお日様の下でふうわり気持ち良く乾かすことはできませんでした(しかもマラリア対策で夜は蚊取り線香を炊くから、室内干しだと衣類が線香くさくなるんですよね・・・)。

でも今日は、洗濯物がとっても喜んでる!!と思うほど気持ちいい。ニジェールの、サハラとサヘルの太陽の光をいっぱいに浴びた洗濯物は、取り込むときもふうわりふうわりしていて、なんだか久々に覚える心地良さがありました。

宿周りの路上ごはん屋や路上カフェでも大変に美味しいごはんが楽しめ、ザンデーの休日は久々に味わう気持ちよさでいっぱいです。

路上ごはん屋

夜は、鶏一羽を炭火焼きにしたものをテイクアウトして、宿で新しいお仕事の乾杯をしました。

“新しいお仕事”については、いずれこのサイト内でもお知らせが入ります。和人の新聞連載が、新しい企画と共に始まることになったんです。だから、実はこの“ザンデーの休日”というのは、ただ休息日だけではなく、企画を形にするという一番大事な段階のための、時間を確保するという意味もありました。最初が肝心だものね。

そんなわけで、乾杯~! ガンバッテネ(#^^)/□☆□\(^^*)ダコ
本日の旅
行動 :ザンデーの休日
朝食 :オニオンオムレツにトマトグリーンピースマヨネーズサラダを乗せたもの、バゲット、カフェオレ/ザンデーの路上ごはん屋
昼食 :白いごはんにマカ(スパゲティ&C型マカロニをゆでてごくほんのりカレーとトマト風味をつけたもの)とメアー(このメアーはトマトベースで鶏の頭と足が入った八角系スパイシー煮込み)をかけたもの、フラ(ミル(麦)の粉を球状石鹸のように固めたものを微発酵牛乳に溶いて水や砂糖、生姜汁を加えたもの)/宿
夕食 :マサラ(とうもろこし粉を炊いてもち状にまとめたもの)にメアー(このメアーはトマトとピーマンフレッシュベースのシチューで具に豆とマニオクが少々)とゴンボソース(オクラみじん切りいっぱいのとろとろソース)をかけたもの、インヤム(ヤムイモフライのメアーがけ)/ザンデーの路上ごはん屋、鶏一羽の炭火焼き、ニジェールビール/宿
宿泊 :オテルサントラルHotel Central

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旅情報
1セーファーフラン=0.25円

*ニジェール北部の状況
旅メモ(≫こちら)より引用
「昨年の12月10日、ニジェール中南部のマラディ県及びタウア県の一般道路において、何者かによる無差別地雷テロとみられる爆発事件が2件発生し、合わせて5人が死傷。」
これによって外務省の渡航情報では以前から出ている注意喚起が引き上げられることはありませんでした。
しかし、政府が完全に抑えているはずの領域で発生したこの事件は、旅行者にとって深刻な事態を引き起こしました。
この事件によって、現在はアガデスにあるすべての旅行会社が閉鎖させられています。ニアメイからアガデスに行くバスはコンボイを組み、軍隊の護衛の下に運行継続。ニアメイ方向に戻る以外にアガデス市内から出るには軍の許可書が必要になり、旅行者には現在出ません。
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