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■たびのひとみたい!
Nous sommes heureux! (ぬそんずーふーず、we are happy のフランス語)
いよいよ、新婚旅行での2人の世界旅のはじまりです。
昨夜、最終的な荷物のパッキングをするわけですが、2転3転して結局明け方を迎えました。大きな長い旅の始まりとなると、「よしこれでおしまい!」という決着がつけられなくて・・・。ヨーロッパもアフリカも夏も冬も旅をするとなると、服の厚さだけではなく、町を歩くカバンのことも含め、荷物の点検事項がとても多いのです。
9時前、総点検に切りをつけて、私たちは自宅を出ました。通勤・通学時間帯の電車に乗って神戸の港へ移動しました。三宮駅から乗り換えたポートライナーの車内には、遠足の小学生がいっぱい! 私たちがバックパックを背負って乗車すると子供の1人が「たびのひとみたい!」ですって。あづさは思わず、「そだよー」とニッコリ。
■神戸
神戸ポートターミナルに着いたらチェックイン。中国語が飛び交うカウンター、液体検査もX線検査もないあたたかみのある出国手続き、船に入ったらすぐにデッキから海が見える出発・・・何もかもが空港発よりも好きな感じ。空気も澄んでいて、山を見ると私たちが一ヶ月前に結婚式を挙げた六甲山ホテルが見えました。
11:40、「ポーーーーッ」という大きな大きな音、船の汽笛が3回鳴りました。この音を聞いたとき、船旅での新婚旅行の始まりであることの嬉しさが実感できました。
■船内
私たちが予約した部屋は、燕京(Yan Jing)号の2等B船室(雑魚寝部屋)でしたが、実際に船内に行ってみると、2段ベッドの部屋にアップグレードされていました。出航後、テラスであづさ作のお弁当を食べ、中国茶を飲みます。出航後しばらくすると船は、明石海峡大橋をいよいよ通過! 風を切る船のデッキで、和人の「あれが天文科学館」「あれが市役所」「あのへんが、うち」といった解説を聞きながら、時折写真を撮っていました。
夜は、燕京号の図書室でPC作業をしたり会話したり。そのまま食事(お弁当の残り半分+追加おかず)。レストランでカラオケショーやミニ雑技が始まると、殆どが中国人だらけの船客が盛り上がっていました。私たちもそこに行きました。
なんかね、中国人の声だらけの観客席にいると、やあっと、世界旅がスタートしたんだなと、実感することができたんです。
さらにデッキに出ると漆黒の闇に波の音、頭上には北斗七星が輝いています。
お風呂&シャワーののち、23時には、ぐっすりと就寝しました。
本日の旅
行動 :自宅発、神戸より乗船
朝食 :洋風炊き込みご飯、ベーコンエッグ、バナナとヨーグルト、コーヒー、そば茶
昼食 :手作りお弁当(塩おむすび、ローズマリーチキンソテー、ししとうの塩こしょう炒め、きゅうりのぬか漬け)、中国茶
夕食 :手作りお弁当(上記に、小松菜とベーコンのにんにく醤油炒め、塩ざけ、ゆで卵を追加)、中国茶、焼酎のお湯割り
宿泊 :燕京号
旅情報
*燕京号
船内はインターネット設備はない。お湯が出放題なので、お茶や焼酎を持っていくとよい。船内ビールは安い(免税)、小缶150円、大缶200円。
燕京号フェリー(チャイナエクスプレスライン株式会社):
http://www.celkobe.co.jp
燕京号はネット予約でなら500円分の食券がもらえる。