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■地熱地帯ロトルアを楽しもう
今いるホリデーパーク(宿泊施設)がすごく気に入りました!(*^o^*)
1)ロトルア湖の湖畔にある。
2)受付では無料シャベル貸し出しを行っていて、湖の砂浜を掘って天然温泉につかることができる。
3)同様に砂風呂もできる。
4)施設内にも和風の温泉湯船がある。
5)バーベキューセットがある。
6)ハンギ調理場(マオリ伝統の地熱水蒸気を使った天然スチームオーブン)がある。
7)キッチンにハンギレシピが掲載されている。
8)テントで寝ると地熱で岩盤浴気分♪大いにリラックスできる。
こんなに良いところにいるのだから、今日のアクティビティーは、ロトルアRotorua湖と宿で、地熱地帯ロトルアの良さをめいっぱい楽しみたいと思います。
朝は、もちろん朝風呂(和風温泉施設)からスタート! その後朝食をとり、ハンギの仕込みに取りかかりました! ハンギとはニュージーランドの先住民マオリ族が伝統的に行ってきた地熱や水蒸気を利用した調理のこと。日本で「鉄板焼き」といえば鉄板さえ使えば具は問われないように、ニュージーランドで「ハンギ」と言えば、地熱(地熱が弱いか無いところでは焚き火で焼いた石を穴に入れる)を利用した天然のスチーム料理を指し、具は問いません。肉、かぼちゃ、じゃがいも、キャベツなどが一般的な具材のようですね。私たちは豚肉の大きな塊、にんじん、じゃがいも、かぼちゃ、玉ねぎを切らずに丸ごと入れました。宿のプランターにあるハーブ各種(チャイブ、タイム、オレガノ、パセリ)もいっぱい入れて、鍋にアルミホイルで蓋をして、天然スチームの中に入れるだけ。あとは地熱によってじっくりと調理が進行します。
次に宿の受付でシャベルを借りて、ロトルア湖の浜辺を掘ってみました。温泉ポイントが分からず、ちょっと有機物が体積しているところを掘ってしまったほうであまり湯がきれいじゃなく、また湯がものすごい高温なので、方針変更。浅く掘ったところに寝て「砂風呂」を楽しみました。日本の温泉でも砂風呂施設を持っているところがありますよね。まったく同じです。仰向けになって砂をかぶせてもらって10分から15分くらい横になっていると、脈が大きくうつようになってきます。背中がじーんと熱くて気持ちいい。血圧が上がってきているのでしょうか。血液の循環が早いのが分かります。末梢の老廃物がきれいになっていくといいなと想像しながら横になっているのが気持ちいいんです。ヒトは血液温度が上がるほど血中酸素飽和度が下がって息苦しさを感じるようになります。だからこれを続けていると「もういいや(苦しくなってきた)」というタイミングが分かります。そして体を起こすと、背中には汗がぐっしょりかいているんですね。かなりダイエットにも効果があることが確信できる砂風呂体験。あづさと和人で2度ずつ、交代しながら砂風呂で気分をリフレッシュしました!
タオル必須。日除けと砂除けでーす。
砂風呂のあとは、宿に戻って(歩いてすぐなので水着のままです)温泉に入りまーす♪ お風呂上りには白ワインを景気良く飲みながら先ほどのハンギの試食(絶品うまーい!!)、残りのハンギを再び天然オーブンに戻して、バーベキューパーティー&ワイン。鉄板の前に椅子を2つ並べて、鉄板から直接アツアツを取りながら食べると、汗を流したあとのワインもすごく美味しくて、つい「ロトルア最高!」と言ってしまいます。
午後は擬似岩盤浴体験に戻りましょう。つまり、テントの中でお昼寝です。ニュージーランドにはLake Fryという吸血ハエが多くて、そのハエに刺されると強く持続性のあるかゆみに苦しみますから、テントの中でないとゆっくりできません。で、うつぶせになっていると地熱でぽかぽかと胸やお腹が温かくて、ついぐっすり寝てしまうのでした。
今日は、宿と宿の前の湖しか行っていませんが、地熱地帯ロトルアを最大限に楽しんだ一日でした。
ぽかぽかと、ぬくぬくと、幸せです。
本日の旅
行動 :ロトルア地熱たっぷり体験
朝食 :オート(麦)に牛乳をかけたもの、ジャムトースト、ハニートースト、カプチーノ/宿
昼食 :バーベキュー(ポークステーキかぼちゃじゃがいも玉ねぎ)、白ワイン、ハンギ(豚肉にんじん玉ねぎハーブじゃがいもかぼちゃの天然スチームオーブン蒸し)/宿
夕食 ::なし(おなかいっぱい)
宿泊 :コージーコテージインターナショナルホリデーパークCosy Cottage International Holiday Park