2人の世界旅 日々の記録

■湯煙いっぱいのロトルアの街
朝風呂から始まるタウポの一日♪　ニュージーランドは冬へ突入している最中ですが、朝風呂温泉があれば、一日の始動にやる気が出る・・・かと思いきや、体がぽかぽか温まってリラックスしてしまい、予定よりもバスターミナルに行く時間が遅れてしまいました（^^ゞ

バスは１０時半に出発。今日は短い移動で、１時間ほどで、タウポよりやや北にあるロトルアRotoruaに到着しました。

バスを降りてきゃーびっくり♪　バスを待つところに、天然の温泉を使った足湯場があるだなんて♪



地元マオリ人のおばちゃんも、バスに乗るでもなくこの足湯を楽しみに子連れで来ているみたいです。こういうのがあるっていいですね。もちろん私たちも足湯を楽しみましたよ。ここはツーリストインフォメーションの目の前なので、もらってきた資料を、足湯をしながら眺め、今日のこれからの予定を相談しました。足湯しながら♪　なおこの写真の、おばちゃんの左手にある、マオリ族には今も伝わる彼らの入れ墨にも是非注目してくださいね。


さて今から行くところの選択肢は大きく２つ。ここから２ｋｍ離れているキャンプサイトに行くか（安い・遠い・温泉あり）、近くの安いホステルに行くか（まあ安い・近い・温泉なし・観光に出やすい）。でも、折角テントを持って旅しているのだから、日々運ぶ苦労を考えたら、やっぱりテントを活用するほうがいいよねと、そう考えて、私たちは２ｋｍの道のりを歩き始めました。

ロトルアは「湯煙の街」。歩いていると、あちらこちらで地熱による水蒸気がもくもくと立ち上がっています。その光景は素敵です。公園の敷地にはボコボコと今にも噴火しそうな勢いで湧き上がる泥沼があったり、家庭の庭にも湯煙があがっています。そう、これはきっとハンギ（地熱と水蒸気を利用したマオリ族の伝統調理法）のためのものなのでしょうね。

キャンプサイト併設のホリデーパークにもハンギ調理場や和風温泉施設があって、わくわくしてきました！　率直に、ニュージーランドに来て１週間、かなり激しく移動と観光をしてきたので、こんないいところがあるのならばゆっくりと楽しみたい！　という気持ちが強くなります。

とりあえず和人がお散歩と買出し、あづさが２人分の洗濯をして、夜は一緒に温泉に入ったりしました。

冬に近づいたニュージーランドは気温は低いけれど、テントの中で仰向けになって寝ていると、その地熱ゆえ、まるで岩盤浴をしているように背中が気持ちいい。うつぶせになるとお腹や胸が温まって気持ちいい。そして気温は程よく低いからのぼせない。「こんな気持ちいいテント泊は初めて！」と、擬似岩盤浴体験にうっとりしながら就寝しちゃいました。