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■滝と天然の川温泉と
曇りの朝、キャンプサイトのテントの中で目覚めました。今いるタウポTaupoはニュージーランドの地熱地帯にある街で、宿には39℃くらいの温泉プールが開放されています。朝一番にやることは、もちろん冷えた体をぽかぽか温めるための朝風呂でっす♪
気持ちいいよー、朝風呂♪ ほのかな硫黄の香りが温泉気分を盛り上げてくれます。
お天気が心配ですが、明日は移動日なので観光するのは今日しかありません。頑張ってタウポの見所であるフカHuka滝へ向けてハイキングに出かけました。途中、スパサーマルパークSpa Thermal Park(※持っている地球の歩き方ではSpa Terminal Parkになってる、苦笑)を突き抜けてハイキングルートを歩いていきます。サーマルパークの中にはホカホカの川温泉が流れていて、うぅぅくぅぅ(笑) 今すぐその温泉に浸かりたい! でもフカ滝の往復を終えるまで我慢我慢と自分に言い聞かせて、滝を目指して歩き続けました。
ハイキングルートはワイカトWaikato川沿い(川を見下ろす高いところ)を歩いていきます。この川は透明度が高くて、日が差すと川底がきれいに見えますし、濃い青や深い緑色が、宝石のようにきれいな色をしているんです。その川はニュージーランド最大の湖であるタウポ湖から流れてきています。
その川が滝になって落ちるところがフカ滝です。急流ゆえ空泡をいっぱい含んでいて、先ほどの宝石の色は、一点して鮮やかな水色、ガリガリ君の色なんです(*^.^*)
ちなみに、ウナギはこの水量豊かなフカ滝を登ることができないため、タウポ湖にはウナギが生息していないのだとか。
ところで私たちは宿のキッチンで作ったお弁当を持ってきているのですが、きれいな滝が見られるところにはベンチがなかったので、帰り道の途中で、ワイカト川の水の色が綺麗に見えるところで、ゆったりとお弁当を食べました。
サーマルパークに戻ってきました! 川温泉は入る場所が2箇所あるのですが、マオリ人(ニュージーランドの先住民の子孫)のおにーちゃんにどっちが熱いかを聞いて、もちろん温泉大好きな私たちは熱いほうに入りました(湯温42℃、最高ー!)。
白人や中国人は熱いのがダメみたいね。トライはしても足首入れただけで断念して、ぬるいほう(湯温39~40℃)に入っていました。熱いほうに入っているのは日本人の私たちと韓国人のおばちゃま方だけ。これ、どういうこと思う? つまりは「湯船につかる文化をもつのは世界で基本的に日本と韓国だけ」ということと、密接に関係しているような気がします。
私たちには42℃の川温泉は最高で、「タウポにいたら毎日ここに来たい」と思える快適な場所でした。その後は、バンジージャンプのできる渓谷を観光し、あづさはそのまま、和人はタウポ湖経由でお散歩してから宿に戻りました。
ニュージーランドでは、山や自然を見て、きれいな街を見て、海を渡り、そして地熱地帯と、ほんの数日間でも豊かな観光が続けられています。
本日の旅
行動 :タウポ観光
朝食 :ガーリックトースト、紅茶、ミルクティー、ゆでブロッコリー、ゆでにんじん、サラミ、ホムス(アラブのヒヨコマメ&ごまペースト)/宿
昼食 :食パン、ババガヌーシュ(アラブの焼きナス&ごまペースト)、焼きサラミ、ゆでブロッコリー、ゆでにんじん/フカ滝へのトレックルート途中
夕食 :ラム肉ステーキ、グレイワイン、鶏ハツステーキ、ゆでブロッコリー、ゆでにんじん、ガーリックトースト/宿
宿泊 :タウポオールシーズンズホリデーパークTaupo All Seasons Holiday Park
旅情報
1ドル=68.4円
*タウポで安いスーパーマーケット
インターシティー社バスの発着口に近いところにある「パックンセイブPack'n Save」が、安くて品揃えが良いです。生鮮品もあります。インターシティーの入っている敷地を出て右に曲がって、最初の角から右斜め前に見えます。