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■聖なる仏の生まれた地
ネパールはビザの関係で明後日出国することになります。それまでの間に行きたいところがありまして・・・、
それは、ルンビニLumbini。
知る人は多いはず、「ゴータマシッダールタ」を。
後に仏陀となった、仏教の開祖、お釈迦様。
史上最も偉大な人物の一人が生まれた、その聖地へと。
朝、景色は真っ白でした。霧が濃く立ち込めていました。ポカラPokharaからルンビニまではローカルバスをつないで行くのが安あがり。でもバスターミナルから乗るとぼったくり価格になるとの事前情報から、私たちは宿の近くからバスを止めて乗る方法で行きました。
ポカラ発、途中バスを一度乗り換えさせられてバイラワBhairawaへ。次のバスは車内満席で屋根の上に乗りました。バスの屋根に乗るのはこのあたりでは珍しいことではないですから、地元スタイルに溶け込むことは旅の体験としては良いですね。受ける風が、結構気持ち良かった!
ルンビニに着いたらもう夕方で、宿探しを終えたら1日が終わりました。聖地ルンビニでは、各国の仏教寺が聖域内に建立されており、その1つである韓国寺は最も旅行者を受け入れてくれるところ。「仏教の聖地!」という気持ちの高まりからも、是非その聖域に寝泊まりできたらと、私たちはその韓国寺の門を叩きました。
カトマンズKathmandu、ポカラPokharaと、寒くて辛い日々が続いたあとで、韓国寺のお湯がじゃぶじゃぶ出放題の湯浴びが、本当極楽です。食べるものの種類が少ないネパールで(毎日チョウミンとかモモばっかり食べている・・・)、和人は白米に味噌汁、野菜料理、キムチなど、「日本で食べ慣れた味」がほっと一息つけるようで、体調の回復にもきっといいことがある予感がしています。
寝床は男女別でした。あづさの部屋にはほかに韓国人3名。
久しぶりに、誰とも会話のないまま就寝する夜を迎えました。
写真は、この聖域内にある、平和の火・・・。
ああ、いよいよ明日! 聖なる観光が、楽しみだなあ。
本日の旅
行動 :ポカラからルンビニへ移動
朝食 :サモサ(じゃがいもカレーの小麦粉皮包み揚げ)/バス車内
昼食 :サモサ(じゃがいもカレーの小麦粉皮包み揚げ)/バスの屋根の上
夕食 :玄米、白米、カクテキ(大根玉ねぎニラのキムチ)、カリフラワーと野菜の炒め物、ツァンパ(麦こがし)、みかん、お茶、もろきゅう、ダル(豆カレー)/宿
宿泊 :韓国寺Korean Temple
旅情報
1ルピー=1.22円
*ポカラからルンビニへ移動
ツーリストバスに乗ると600ルピーかかるところ、ローカルバスに乗ればぐっと安い。私たちはバスターミナルから離れた宿に滞在していた宿の近くのバス通りから途中乗車した。ポカラからバイラワまで330ルピー、所要8時間半。地元民は300ルピーで行けると踏んだが、頑張ったけれども330ルピーでした。バイラワからはルンビニ方面へバスが頻発している。