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■ポブジカからトンサへ
大人も子供もゴをまとう、ブータンの心温まる光景。
タクシーチャーターしてのブータンの旅、2日目。観光地めぐりも楽しいけれど、こうした人々の良さこそブータンの良さではないかと確信しながら、旅を続けています。
ああ、可愛いなあ、素敵だなあ!
今いるのは「鶴の里」ポブジカPhobjikaです。朝は早起きして早速鶴観測に出かけました。宿から歩いて数分、湿原が目の前に広がります。遠くとおく、白いツブツブが見える! でも遠すぎて写真も撮れません。でも朝食を食べて次の移動に向けて車を走らせている途中で、かなり近いところにいる鶴も見ることができました。
10:50 ポブジカ発
上述のように、道中で鶴を見たり、青空に映える白亜のゾン(要塞)を観光。
11:10 ペレラPele La着。
「ラ」は峠を意味するゾンカ語です。だからペレラは「ペレ峠」のこと。このあたりは珍しい猿が生息する地区なのですが、残念、見かけず仕舞。
13:10 トンサTrongsaの対岸着。
おおーいよいよ見えた! トンサゾン! ゾンは要塞とも訳される大寺院のこと。トンサゾンは谷の上に建っており、今いる場所はその谷を越えた、河川の反対側の谷の上。ここから車でトンサゾンに行っても30分以上かかる上(ものすごい迂回路なため)、谷を越える景勝トレッキングルート(マンディMangdueトレイル、およそ2時間)もあるとのこと。私たちはトレッキングで谷を越えてトンサゾンへ向かいました。谷底の川が青くてきれいだった~。
トンサゾンの観光は明日になります。
明日はブータンの旅で本当に楽しみにしていた「ツェチュ」、つまりはゾンの中で開かれる盛大な祭りの日。楽しみですね!
ただ・・・
昼間から極度の腹痛を訴えていた和人の症状が急速に進行し、夜もずっと苦しんでいます。
手持ちの薬はあるけれど、「腹痛」というのは原因も千差万別、最も厄介な症候で、検査もなしに何の薬が著効を示すのかなんて分かりません。
夜じゅう続くうめき声で、あづさまで眠れませんでした。
本日の旅
行動 :2泊3日タクシーチャーターツアー・2日目
朝食 :トースト、チーズ、焼き飯、エゼ(唐辛子ミックス薬味)、カフェオレ、シリアル、ミルク、丸じゃがチリ油あえ、目玉焼き/ポブジカの宿
昼食 :コカ(インスタントラーメンの袋食い、ちなみにブータン人がよくやる食べ方を真似た)/トンサの宿
夕食 :ごはん、トマトスパゲティー、ニャシャ(魚から揚げにトマト玉ねぎ炒めあえ)、豆腐グリーンピースのチリ煮、インゲンにんじん煮、マッシュポテト、青菜にんにく炒め、チキンカレー、ノシャパー(牛肉スライスと唐辛子の炒め物)、エマダツィ(唐辛子のチーズ絡め煮)、ベジタブルスープ(細かい野菜入りポタージュ)、バナナケーキ、カフェオレ)/トンサの宿
宿泊 :ヤンキルリゾートYangkhil Resort
旅情報
1ニュルタム=2円
*ブータンの通貨
ブータンは独自のニュルタムという通貨を使っているが、インドのお金(インドルピー)と1:1の固定レートであり、どこに行ってもルピーを受け付けてもらえる。もしインドの旅の後にブータン渡航予定があるのなら、使うだろう分のインドルピーを手元に残しておくのも良い。ただし逆は不可なのでブータンニュルタムはブータン内で消費していくこと。