2人の世界旅 日々の記録

■ドミニカ共和国の首都観光
ドミニカ共和国の首都サントドミンゴSt.Domingoの歴史地区は、世界遺産にも登録されている地域です。朝は早起きしてお弁当のサンドイッチを作り、トーマスとノエルの家を出て、私たちは全荷物を持って歴史地区へ向かいました。

大聖堂前の公園を拠点にし、交代で荷物番をしながら、交代で観光にでかけました。

１５世紀末、かのコロンブスの弟であるバルトロメが建設した街は、新大陸（米州）の中で初のスペイン植民地になり、米州初の大学、大聖堂、要塞などが建設されました。きっとすごい規模の繁栄だったのでしょうね。街にはそれら遺構が広範囲に残されており、見所となっています。写真は観光の中心となる大聖堂です。



観光が終わって、バスとバイクタクシーを乗り継いで、交通の不便なところにある空港に行き、プエルトリコの首都サンファンSan Juan行きの飛行機に乗りました。

■プエルトリコ
世界旅第１４８ヶ国めとなるプエルトリコへは、あづさは兼ねてより「どんなところだろう」と興味を抱いてきました。そこに何があるのかといえば、まずは長いスペイン植民地ゆえの、スパニッシュコロニアルな街並みが思い出されるところでしょうけれど、あづさのプエルトリコへの想いはちょっと特殊です。

大学院時代、隣の研究室の同級生と一緒に週に１度の英会話を学んでいたのですが（学内なのでほとんど遊びに行っていた感覚でしたけど、苦笑）、その女性英語教師はプエルトリカン（プエルトリコ人）でした。プエルトリコはスペイン語と英語が公用語の国。アメリカに近くてアメリカ領でも、アメリカとは違う。レッスンの端々に現れる彼女のプエルトリコへの誇りに、あづさはどんな国なんだろうと、興味を抱き続けてきたわけです。

ちなみに長くスペイン植民地であったプエルトリコは、現在は「プエルトリコ米国自治連邦区」という米領国家です。現在も、州昇格派（米国の州の１つになりたい）、自治派（現状維持希望）、独立派（独立国家になりたい）の三つ巴が続いています。

さて、空港に着きました。今日から３泊ホームステイをさせてもらえることになっている、エイリーンおばさんが車で迎えに来てくれていました。いつものパターンで、家に荷物を置かせてもらったらどこか一緒におでかけかな？　と思っていたら・・・

「私のコンドミニアム使ってね」、ですって・・・。はて？

そのコンドミニアムに到着。・・・絶句。これ、めちゃすごすぎ、私たちには贅沢すぎの物件でした。海が目の前にあり、しかもプールつきのリゾート滞在型コンドミニアムは、普通に借りたら１泊いくらするんだろうという素晴らしいものでした。キッチンもバストイレも、テラスも完備！　調理道具も調味料も完備！　プエルトリコ滞在の計画を変えて、ゆったりと優雅におセレブ生活したくなっちゃいます♪

エイリーンおばさんは、私たちを、最大の見所である美しい旧市街、「オールドサンファンOld San Juan」のナイトドライブに連れて行ってくれました。当時の繁栄の大きさが切に伝わる壮大な街並み、フォートや城などの見所を回ってくれたんです。夜だったし車の中にいたので写真は撮りませんでしたが、きれいに整備され、ライトアップされた歴史地区のナイトドライブは、普段の旅ではなかなか味わえない贅沢さで溢れていました。

それにしても素敵なリゾートコンドミニアムに、２人っきりで滞在する展開。
明日は何をしようかな♪