2人の世界旅 日々の記録

■日帰りロングトレッキング
今日は和人はロングトレッキングに行きたいようです。あづさは、こないだパタゴニアで４日トレッキングしたばかりだし～と、ここフォークランドで歩きたい欲求はそんなにないので、和人１人で歩くことになりました。いってらっしゃーい♪（^-^）ﾉシ

和人の行き先は、ペンブロークPembroke岬です。どんな見所があるかは写真館を是非見てくださいね！　写真はツアーでも訪れられる、見所の１つの灯台です。



でももっとフォークランドらしさを感じさせてくれるのは、「地雷あり、立ち入り禁止」の看板でしょう。１９８２年のフォークランド紛争の傷跡・・・。

フォークランド紛争は１９８２年に勃発した、英国－アルゼンチン間の、このフォークランド諸島の領土領有権問題をめぐる紛争です。フォークランド側は、この島の発見者をイギリス人探検家だというのを根拠に、アルゼンチン側は、前の日記にも出てきた（≫こちら）、「ヨーロッパを除く全世界でのポルトガルとスペインでの領土の分解線」でフォークランド諸島がスペイン領土だったことを根拠に、互いに領有権を主張しています。フォークランド紛争は英国の勝利に終わったため、アルゼンチンが四の五の言っても、現在ここは英領自治国。英国ポンドが流通して公用語も英語という国になっています。しかしアルゼンチンは、戦争より撤退するにあたり、無数の地雷を、フォークランドの大地に残していったのです。


今日は「マインクリアランス」（地雷撤去作業）の日で、朝から道路封鎖で大きく迂回する羽目になったそうです。それゆえ昨日行ったジプシーコウブgypsy coveにも立ち寄ってきたとのこと。

ともあれ和人が、いろいろなものを写真に撮って帰ってきてくれたので嬉しかったです。


あづさがやったことはというと、どうしてもやりたかった「テントの移動」。昨夜の大雨で分かったのですが、今テントを張っている場所は水が下にたまりやすい。テントの荷物を全部出して、テントを解体して干して、もっと良さそうな場所に張り直しをしました。

シュラフ（寝袋）も干し、市内散歩と買い出しと、夕食作りと、そんな感じです。