2人の世界旅 日々の記録

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ボリビア>2010年01月15日(Fri)
デサグアデロ→デサグアデロ国境(ペルー側)→デサグアデロ国境(ボリビア側)→ティワナク
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■国境滞在からティワナクへ
見所いっぱいのペルーの旅は、これだけ急いで貪欲に旅をしてきても18日かかりました。うち大晦日からお正月三が日はワラスHuarazの一箇所にいたのに、「泊まったお宿」の項目数が14もあるんです。18から4を引いたら14。つまり、年末年始以外は、ずっとずっとノンストップで移動と観光を続けてきたというわけです。我ながらそりゃすごい。

今いるところは国境のデサグアデロDesaguaderoというところで、チチカカ湖に面した宿の3階に部屋を取っています。

朝起きてびっくり! 窓から見える国境(イミグレーションオフィス)からは夥しい数の人の群れ! 皆国境を越えてボリビアへ行きたい人。とにかくものすごい長蛇の列なんです。

9時半ごろそのうちの1人に話を聞いてみたら、朝5時から並んでいるのだとか・・・うわぁ大変だあ。和人と相談してもう少し人が減るのを待つことにして、お昼すぎに行列最後尾につきました。判断は正解のようで、午後になったら1時間くらいで国境を越えることができました。

そんなわけで、ボリビアに遅く入国し、バスを探してティワナクTiahuanacoへ。目的はティワナク遺跡ですので、メインロードから遺跡へ入る分岐点で降ろしてもらい、そこからミニバスでつないで遺跡前の博物館に着きました。でも遺跡観光にはもう遅い時間です。「もうすぐ遺跡しまっちゃうから今日は博物館だけ見ていきなよ」という職員の言葉に従い、展示物を見て、今日一日はおしまいです。

なお、南米14ヶ国のうち、アンデス山中に根付くインディヘナ(先住民)をたっぷり見られるのは、ペルーやボリビアです。南米の旅はまだ中盤ですが、ボリビアは、ペルーと並んで、異世界を体験できる最高峰の地になることを期待しています。

今日は博物館の敷地の芝生の上に寝かせてもらえることになったので(持参テントにて)、明日は朝一番乗りで遺跡観光をしようと思います。

ボリビア

日没前のティワナク遺跡博物館入口。私たちのテントが見えます。手前は、ビラコチャ神と鳥人の石彫のレプリカです。

(※なお、ティワナク(Tiwanaku)とティアワナコ(Tiahuanaco)の表記が混在しているように見えると思いますが、日本語表記で一般的なティワナクと、英語ガイドブック等で一般的なTiahuanacoをそれぞれ記載したためです。)
本日の旅
行動 :デサグアデロからティワナクへ移動、ペルー出国、ボリビア入国
朝食 :trucha(トゥルーチャ、ニジマストマトネギ煮)、パパ(ゆでじゃが)、チュニョ(ゆでた脱水じゃがいも)、煮汁/デサグアデロの路上ごはん屋
昼食 :tallarin(タジャリン、パスタ)、papa frito(パパフリット、フライドポテト)、pollo frito(ポジョフリット、フライドポテト)/デサグアデロの路上ごはん屋
夕食 :Lomo de res(ロモデレス、牛ヒレステーキごはんフライドポテト目玉焼きゆでにんじんゆでいんげんトマト添え)、ビール/ティワナクのレストラン
宿泊 :ティワナク遺跡博物館の庭
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旅情報
1ペルーソル=32.8円
1ボリビアボリビアーノ=13.5円

*デサグアデロ国境からティワナクへの行き方
国境を越えたところがバス及びミニバス発着所になっている。ラパス行きのバスまたはミニバスに乗り、ティワナクへ行きたいことを伝えて分岐で降ろしてもらう。分岐からはミニバスをつかまえて遺跡または村まで行ける。分岐までは聞いたところミニバスよりバスのほうが安かった。ただし途中乗車でもラパスまでの全額を払うことになる。分岐まで7ボリ、40分。分岐から1ボリ、5分。