:: 旅991日め : 世界旅176国め : 和人235ヶ国め : あづさ190ヶ国め ::
■豪雨被害
今ペルーからボリビアにかけて、記録的な豪雨が続いています。もちろん全土全域というわけではないので私たちはそれを実感することはありませんが、場所によってはかなり深刻な事態になっているようです。例えばかの有名なペルーのマチュピチュ遺跡でも、豪雨被害で観光客死者も出るわ入場は当然制限されるわ現地の観光客はクスコCuzcoに戻れず足留めをくらうわという事態になっています。私たちがウユニUyuniに向かおうとしている今日は、まさにそれと同じ頃です。
バスはアンデスの山道を走っていきますが、途中、山道でバスが止まりました。バスから窓から首を出して前方を見てみたら・・・、ああ、大きなぬかるみにはまって動けなくなったバスを見てしまいました。ぬかるみに突っ込めない車が立ち往生し、その後続車である私たちのバスも、とうとう運転をやめてしまいました。
ボリビアのこの地域でも、最近降水量が多かったのでしょう。きっといつもなら簡単に走れる道も、異常気象により水びたしになってしまったのだと思います。
しばらくしてバスドライバーは来た道を戻り始めました。日程上急いでいる私たちは一瞬「えー!戻るなんて嫌ぁ」とガッカリしましたが、幸いにして、バスドライバーの機転により、迂回路を通ってウユニを目指すようです。引き返しではなくてほっとしました。
ウユニの町に着きました。町も路上は水びたしです。ちなみに私たちがここに来た目的は当然1つ、日本人観光客にも人気の高い「ウユニ塩湖」を目指してのことで、流石南米屈指の大観光地だけあって、町には世界各国から集ったツーリストがいっぱいいます。
でも塩の大地を見るには、お天気が悪いとつまらないので、「ツアーに申し込む前に、天気予報見ておこうか」ということになって、和人と2人でネットカフェに入りました。ネットで天気予報を見て落胆しました。向こう一週間のウユニの天気は毎日雨という絶望的予報に、すっかり元気をなくしちゃいました。
「こんなんだったらもうウユニから出ちゃおうか」なんていう案も当然出てきます。でも折角苦労してここまで来たのだから、「山の天気は変わりやすい」という言葉を信じて、天気が良くなることを期待したいと思いました。ここは標高3700mの高地なのでね。
でもどう考えても、連日雨予報では期待が持てません(泣) 旅行会社を数軒まわって、ツアーの料金を一応いろいろ聞くも、あまり前向きになれません。最低気温予報4℃ではイメージできるのは冷たい雨。・・・ウユニを楽しもうという気持ちがなくなってしまいました。
本日の旅
行動 :スクレからウユニへ移動
朝食 :ココア、クリームパン/宿
昼食 :ドライミート、ゆでじゃが、チュニョ(ゆで脱水じゃがいも)/バス車内
夕食 :Chorizo(チョリソー、腸詰めグリル)、ensalada(エンサラダ、レタストマトのサラダ)、arroz(アロース、ごはん)、papa frito(パパフリット、フライドポテト)/ウユニの食堂
宿泊 :オテルアベニーダHOTEL AVENIDA
旅情報
1ボリビアーノ=13.5円
*ウユニのツーリストインフォメーション
私たちは行っていませんが、ウユニ駅の出口を出て最初の道を左折して3ブロック先を右折して2ブロック進んだ左手にツーリストインフォメーションがあります。そこはウユニ塩湖ツアー情報を積極的に収集しており、塩湖ツアーに参加した各国旅行者の感想ノートを設置し、ツーリストはツアー内容の良し悪しを率直に書いているのだとか。旅行会社をめぐる前に、そのノートを見て悪徳会社情報を得ておくのは良いことかもしれません。