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■インド洋の大国マダガスカルへ
レユニオンを早朝のフライトで出国し、マダガスカルには朝8時すぎに到着しました。ここは日本でも観光地として有名な国で、あまり海外に興味はなくても名前は聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか。
日記冒頭からネガティブで申し訳ないのですが、マダガスカルについて、かつてより旅の計画を立ててきたあづさですが、どーも、あづさの旅の嗜好はこの国の雰囲気に合いそうにない。なんというか、フィーリングだけなんですけど、何を見聞しても、行きたい行かなければとまで、旅ゴコロをそそるものがありません。
ところでマダガスカルの2大見どころといえば、バオバブの木が美しく連なる「バオバブ街道」と、この島固有の原猿ではないでしょうか。日本から出る標準的なマダガスカルツアーの内容を見ても、2つはまず組み込まれています。
マダガスカル滞在日数は、ナイロビNairobiでエアチケットを買う際に、料金の都合で予定よりも短いものになりました。マダガスカルには22日の滞在日数がありますが、何しろ国面積が広くて概ね道の悪いこの国では、都市から都市への移動が2日がかりとなり、そして夜通しの移動でぐったりして到着地滞在での休息時間が伸びるというのが概ね。22日間あっても他の国の22日分の観光は、この国ではできないのです。
あづさがマダガスカルでしたいことが、2つあります。
第一に、原猿の宝庫ベレンティー保護区に行きワオキツネザルに会うこと。何ヶ月も前から予約が埋まるというロッジに、私たちのような時間に流動的なバックパッカーが予定を合わせられるかどうか、遠くの町からのツアー参加が完全義務となっているところに個人アクセスで乗り込めるかというのがキーポイント。ワオキツネザルの模様と同じ柄の手編みマフラーを持ってきたので、可愛いワオちゃんと一緒に写真に映りたいな(*^-^*)
第二に、あのバオバブ街道に行くならば、どっぷりどっぷり美しい世界に浸りたい。美しいサンセットと、美しいサンライズと、両方見たい。それならば、バオバブ街道で野宿したい! ・・・安全かどうかは治安に依存するけれど。
そして、これらの可否については何年も前から調べ、問い合わせを繰り返してきたので、可能ラインである確信はあるのです。
それが、マダガスカルでの2大目標です。
そうして、3週間のマダガスカル滞在で、新たなその国の良さに1つでも多く出会えたらいいなと思います。
さてさて、今日の日記は前置きばかりになりました。今日は、ホームステイ先の家に行くだけなので、旅らしきことは、航空会社でリコンファームをしてマーケットで昼食を摂ることくらいしかしていません。
写真は、市内中心から近いアナラケリーマーケット。
私たちのホームステイを受け入れてくれるのは、首都アンタナナリブAntananarivoに程近いアンバトベAmbatobeに住むグウェナウェルおばさんです。そのお宅へ行ってみたら・・・使用人が何人もいる白亜の豪邸でびっくりよ(^o^;;
ここには出国前の3泊をすることになっていますが、数日前に急遽今日の1泊を受け入れてもらいました。明日からの本格的な移動に備えて、不要な荷物を預かってもらえるのは、移動がキツいマダガスカルではとても嬉しいことなのです。
明日から、本格的に、マダガスカルの旅が始まります!
本日の旅
行動 :サンドニからアンバトベへ移動、レユニオン出国、マダガスカル入国
朝食 :ワイン、ツナレタストマトコーンのバゲットサンドイッチ/空港、クロワッサン、丸パン、フルーツカクテル、フルーツヨーグルト、コーヒー、ホットショコラ、オレンジジュース/機内食
昼食 :Cottelete(コットレット、豚肉内臓のトマト塩煮込み)、ラヴィトゥトゥ(豚肉のマニオク葉みじん切り和え)、フォタピエ(トマト酢水玉ねぎ香菜のスープサラダ)、ファーリ(ごはん)、ラヌフラ(おこげ茶)/アンタナナリブの食堂
夕食 :ファルファッレパスタ、バゲット、チキンヨーグルトカレーレモン煮、ヤウールメゾン(自家製ヨーグルト)/グウェナウェルおばさんち
宿泊 :グウェナウェルおばさんち
旅情報
1ユーロ=167円
1マダガスカルアリアリ=0.056円
*レユニオンとマダガスカルの時差
時差が1時間ある。マダガスカルに着いたら時計を1時間遅らす。
*マダガスカル空港から市内へ
アンタナナリブ近郊のイヴァト国際空港に到着した場合、空港パーキングからタクシーに乗ると高くつく。アンタナナリブ市内への移動は、パーキングから外(空港玄関正面方向)に出て数十m進んだT字路に立ち、「D」パネルを表示したバスに乗る。循環路線なので右方向へ行く車も左方向も市内へ行くが、右方向行きに乗ったほうが早く市内に着ける。市内まで1人400アリアリ。