2人の世界旅 日々の記録

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マダガスカル>2008年10月29日(Wed)
アンブブンベ→ツォンベ→ベルーナ→アンパニーヒ→トゥリアラ行きカミオンバス
:: 旅538日め : 世界旅82ヶ国め : 和人216ヶ国め : あづさ103ヶ国め ::

■最悪カミオンで悪路本番
昨日の日記にも書きましたが、まともに座ることができないトラック改造バス(カミオンバス)、これに乗っての本格的な悪路移動が待っていました。

朝6時すぎに、出発の合図のクラクション。
おいこら早いぞー! 昨日7時って言ったじゃないかー!!

で、乗客を乗せながらも、カミオンは町の中をぐるぐる回るだけ。実際に町を出たのは8時すぎなんですよ、ひどいよねぇ。・・・このとき分かりました。昨日たった1時間の運転で休止してしまった理由は乗客が少ないから。故障も言い訳。そして今日は客集めのために町を周回していたのです。

ちなみに、ここ数日マラリアと肺炎とで苦しんでいたあづさの症状は、やっと軽快の兆しを見せています。でも砂をかぶる移動や、熱風のような乾燥した風を真正面から受け、喉にも肺にも悪影響がありそうです。

車窓風景もコレといっておもしろいものはありません。ずっとずっと続く、砂をかぶった大地にサボテンとサイザル麻、それだけの光景です。でもところどころ、ごく稀にではありますが、マダガスカルの部族に伝わる巨大な墓が見えるときもありました。

部族の墓

昼食はベルーナBeronaというところで食べましたが、夕食はもう疲れて摂る事ができませんでした。まともに座れないカミオンで、しかもぼっこぼこの大地を、再びマグニチュード6クラスの地震を受けるような移動ですから、角ばった鉄パイプに何度も頭をぶつけて、頭部骨折間近という移動なのです。

カミオンは夜通し走り続けます。大揺れで、まともに座れず、車内満員。

本当にキツイ。

夜中も、まぶたや頭部に、鉄パイプの角を何度もぶつけました。激痛。

本当に本当にキツイ移動です。
マダガスカルの旅が、嫌いになりそう。

でも目的達成のために、頑張るのだ。
本日の旅
行動 :アンブブンベからトゥリアラへ向かう
朝食 :ムフガス(米粉を使ってたこやき器のようなもので焼いたもの)、カフェ(コーヒー)/アンブブンベの食堂、レモン炭酸ジュース、パン/カミオンの中
昼食 :Omby(オンビ、牛肉のトマト煮込み)、Vary(ファーリ、ごはん)、Rano vola(ラヌフラ、おこげ茶)/ベルーナの食堂
夕食 :なし(移動していた)
宿泊 :トゥリアラ行きカミオンバス

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旅情報
1アリアリ=0.056円

*トイレのない宿
マダガスカル南部を旅行していると、トイレのない安宿に遭遇することがある。そんなときのトイレは路上で。小用なら路上でというのも理解できるが、さて大きなものはその後どうなるかというと、のちにブタのえさになるらしい。