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■ニジェール河クルーズの旅
風がやや強いのか、テントが揺れる朝、カーンカーンと船の朝食の合図が響きます。
朝10時、アカAkaの村。小さなボートで物を売りにくる村人の姿が印象的。
12時、昼食。4等は食事が出ないけれど、厨房に行ったら安値で分けてくれた。
午後、船の日陰でずーっとニジェール河を眺めている。岸の水上集落、漁労民族、黄緑色のサヘルの大地、見ていて飽きない。
バマコで聞いた話だと、今年は雨量が多く、そのためニジェール河も豊富な水量を湛えているのか。
気温が高い時間はレストランで日記を書いたり。
時折屋根の上にのぼって、静かにニジェール河を眺めたり。
夕陽もおそろしく綺麗。
夜ニャフンケの村に停泊した。
停泊所まで船の人に物を売りに来る村の人、停泊所で村の人に物を売る船の人。
夜なのになんだか人でごった返すような賑わい。
きゅうり、パン、魚の素揚げを買って、明日の朝ごはんもばっちり。
きゅうりを持って厨房へ。
慣れも慣れないないフランス語で言ってみる、「このキュウリ、サラダにしてほしいんです・・・」
いつも厨房で食事をくれるおじさんが、自家製ドレッシングでたちまち美味しいサラダにしてくれた。
明日の朝食は、これでサンドイッチにしようっと。
そんな、ニジェール河の上でずっと過ごした1日、楽しかった。
本日の旅
行動 :ニジェール河船旅(アカ、ニャフンケ、トンカに停泊)
朝食 :ビスケット、ネーブル、フライドポテト/ニジェール河クルーズ船に張ったテントの中
昼食 :ギニ(トマトで炊き込んだ赤いご飯に、キャベツ鶏肉玉ねぎの煮込みをかける/ニジェール河クルーズ船に張ったテントの中
夕食 :スパゲティに肉煮込みをかけたもの、ビール/ニジェール河クルーズ船に張ったテントの中
宿泊 :ニジェール河クルーズ船
旅情報
1セーファーフラン=0.25円
*ニジェール河下りの船での食事
LUXEクラス、1等~3等までは食事がつくが、私たちが選んだ4等は食事がつかない。だから選択肢は以下の3つ。
1)食べ物を買い込んで乗船
2)厨房でその都度食事を分けてもらう(大人数で突然これをやると相手も困るだろうけれど、私たちは2人分だったので問題なく分けてくれた)。1食400フランが目安。
3)停泊地で下船し、買出しに出る。
私たちは1~3のすべてをやった。実は3では、他都市の路上ごはん屋で見るような、ご飯や穀物を炊いたものに肉や魚のソースをかけるものもあるのではないかと、コッヘル(アルミ製登山用食器)を持って旅に出たが、そのようなごはん売りは停泊所には来ていなかった。停泊地に売りに来るのは、パン、揚げパン、揚げ魚、果物など。